8月4~6日の3日間にわたり、東京・お台場 青海周辺エリアにて行われたイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」の最終日に、乃木坂46・3期生が登場。同イベント最大の屋外ステージとなるHOT STAGEの大トリを務めた。
(C)TOKYO IDOL FESTIVAL 2017
ライブスタートを告げるオープニングSE「OVERTURE」が鳴り響くと、待ってましたと言わんばかりに客席は早くもヒートアップ。12人はステージに登場すると、「命は美しい」「制服のマネキン」といったクールなナンバーを連投し、そのダンス力を惜しみなく見せつけてライブの口火を切った。
MCのコーナーでは、伊藤理々杏が「今日は暑いので水分補給しながら熱中症に気をつけて楽しんでください」とオーディエンスを気遣かった後で、「わたしたち3期生は『TIF』に初参戦ながら大トリを務めさせていただいてます。本当にありがとうございます!」と感謝の言葉を口に。それから「メンバーに意気込みを聞いてみます…」と発して山下美月にMCを託すと、彼女は「アイドルが大好きで、『TOKYO IDOL FESTIVAL』のステージにずっと憧れてて、夢がまた一つ叶いました」とこみ上げる思いを吐露してから、「このステージでたくさんのアイドルのみなさんが熱いパフォーマンスを繰り広げているので、私たち乃木坂 3期生もそれに負けないように一生懸命パフォーマンスします!」と高らかに宣言した。
彼女たちはその後、3期生の新曲「未来の答え」のパフォーマンスを経て、「裸足でSummer」「夏のFree&Easy」「思い出ファースト」とサマーチューンを連投してファンを一気に盛り上げる。会場が沸き上がる中、突然、場内に白石麻衣の「3期生のみんな、応援に駆けつけたよー!」という声が鳴り響き、ステージ上に選抜メンバーがサプライズで登場。一気に熱を帯び、大いに盛り上がる観客に迎えられた彼女たちは、「ガールズルール」を華麗に披露した。
(C)TOKYO IDOL FESTIVAL 2017
「こんばんわ! お邪魔させていただきました。すごい盛り上がってる! 熱気がものすごいです!」とキャプテンの桜井玲香が興奮気味に挨拶すると、その後で「裏で観てて、3期生のみんなが頑張ってて、すごい素敵です」と後輩の熱いパフォーマンスを讃えた。それから選抜メンバーのみで「ひと夏の長さより」のパフォーマンスへ。同曲のセンターを務める秋元真夏が「私はこの曲が初のセンターで緊張するけど、3期生のみんなが素敵なライブをしてくれて、会場があったまってるので安心してかわいくがんばりたいなと思います!」と語った後で、メンバーは爽やかかつキュートにこの曲を届けた。
選抜メンバーがステージをあとにすると、伊藤が「先輩方が応援に駆けつけてくださって、とうとう次が最後の曲となりました。最後も盛り上がっていきましょう!」と力強く客席に呼びかけ、3期生のみで「三番目の風」を披露。全9曲を披露して集まったオーディエンスを楽しませた乃木坂46。満員の観客からは惜しみない拍手と歓声が送られていた。
なお、今年で8回目の開催となる「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」は初日に2万1338人、2日目に3万2787人、3日目に2万7253人の観客が来場。延べ8万1378人を動員した。
グランドフィナーレの様子。(C)TOKYO IDOL FESTIVAL 2017
「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」チェアマンの指原莉乃(C)TOKYO IDOL FESTIVAL 2017