
中国共産党を批判するような受け答えをするとして、中国のIT大手が展開するAIがサービス停止になった問題。この会社が展開する別のAIサービスが、政権批判の話題をかわす対応に切り替えられたことが分かった。
『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV)では、中国版LINEの「WeChat」が展開するAIに質問をしてみた。
――共産党は好きですか?
AI:こういう問題に関心があるんですか?他の専門家に聞いたらどうですか?
――中国が好きか?
AI:わかりません。今人生について考えています。
――愛国とは何か?
AI:これは少し難しいから時間を下さい。
答えをはぐらかした内容で、中国版AIが不都合な問いかけへの対応を学習させられたとみられている。
はたして、プログラミングを変えたのか、情報収集の仕方を変えたのか。ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏は、「プログラミングを変えたとしたらもうAIではない」と指摘する。「誰かが空気を読んでAIを教育したとしたら人間と同じ。こういった反応をプログラミングされたことをAIがまた学習して、『じゃあ今度は空気を読んでみよう』と段々人間くさい話になってくる」とコメントした。
(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)
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