AbemaTV(アベマTV)にて8月14日(月)に放送された『最上もがのもがマガ』(毎週月曜22:00~23:00)では、最上もががでんぱ組.inc脱退後初となる生放送に登場。最上とナイツ・土屋伸之が視聴者からの恋愛相談に答え、その名回答っぷりが反響をよんだ。
彼氏の「1番好き」の真意は… お悩み女子に「深読みしすぎ!」
まずは、「1番好きだよ」と言ってくる彼氏に関する相談。「1番ということは、2番3番がいるんでしょうか?」と悩む相談者に、最上は「2番3番がいると考えるのは深読みしすぎですよ!」とピシャリ。土屋も「こんなん本気で言っていたら男が馬鹿ですよ!」と、最上の意見に賛同。最上は「いいんじゃないですか、のろけっていうことで」と、相談者の杞憂であると片付け、「ファンでも『もがちゃんが1番好きだよ』っていう人がいるんですけど、それは他のアイドルに2番3番がいるんですよ。でもまぁ、アイドルは娯楽の1つなので。ファンの人の1番なんて信じていません!ファンの人の『好き』なんて裏切られまくってますから!」と、アイドルとしての自身の経験談を披露した。
さらに、相談者に「でも、(相談者は)現実の話ですから。2番3番なんていません。もし2番3番が出てきたらぶち殺せばいいんですよ!」と過激なエールを送り、あまりのキレキレっぷりに土屋は爆笑していた。
「『付き合ってみようか』みたいなのが分からない。友達でいいじゃん!」
2つ目の相談者はOLの女性で、「3年間片想いしている先輩がいるのだが、後輩から告白された」というもの。この悩みに、最上は「僕なら付き合いません!」と即答。「3年間片想いしてるっていうことは相当好きですよね?それで、後輩に告白されて有頂天になって付き合ってみなさいよ。どうせ比べるんです!『あの人がよかった~』とか言って、後輩に対して冷たくなっていくんですよ。僕は、好き同士じゃないのに付き合うなんて意味が分からない。友達のノリで『付き合ってみようか』みたいなのが分からない。友達でいいじゃんってなっちゃう。」と真面目な恋愛観を明らかにした。
さらに、3年間片想いしていると言う相手についても「3年間アピールしてないってことは、そんなに相手のことを知らないですよ。遠目から見てかっこいいなって思っている人は、中身がクソですよ!」と推測。土屋は「急に刃物が入ってますね!(笑)」と、最上の鋭いしゃべりに大ウケ。
しかし、最終的に最上は「けど、こんなこと言ってるってことはやっぱり先輩のことが好きなんですよ。でも、そこそこいい株の男がきた。ってブレてる。これはただの女のブレの話ですよ。つき通すかつき通さないかの違いです。先輩に告白して玉砕して、すっきりしてから付き合えばいいですよ。付き合うんだったら、3年間の彼とけじめをつけてから!」と、相談者へのエールを送り、土屋は「編集長冴えてる!切れ味がいい!」と感動。最上はさらに「けど、僕の考えって真面目なんですよ。だから一般の方のチャラついた考えはわかりません!」と、あくまでも最上個人の考えであり一般論ではないと説明した。
17歳上の女性との交際に悩む23歳に「自分がいいなと思う人を重荷に思わなくていい」
3つ目の相談は、17歳年上の女性との交際を悩む23歳の男性から。実はこの男性、過去にも同番組に恋愛話を応募したことがあり、それは大学時代に付き合っていた15歳年上の女性と破局した際のエピソードだった。(当時、相談者は19歳、女性は34歳。)
結婚を意識して付き合い始めたものの、まだ大学生だったこともあり、結婚に踏み切れず、3年付き合って破局。別れた翌日、自宅のトイレが詰まってしまったので業者を呼ぶと、トイレの配管から3年の間に僕が彼女にプレゼントしたアクセサリーや2人の思い出の写真、さらには『あなたのおかげで婚期を逃しました。一生恨ませていただきます』と書かれた赤い文字の手紙が出てきたのだという。
そんな過去があったため、相談者もトラウマが生まれてしまったのか、今回は「今、もう少しでお付き合いに発展しそうな17歳年上の女性がいます。あまり年上の女性とのお付き合いはよくないのかなと思っているのですが、その女性は『私はもう結婚とか諦めてるから安心して!』と笑顔で言ってくれて、この言葉を真に受けて、お付き合いしていいのでしょうか」という相談だった。
この悩みに、もがは「結局、にょんきちさん(相談者)はそういう女性しか好きにならないんじゃないですか」と呆れつつも、「分かんないんですけど、40歳の女性が23歳の男性に手を出すって時点で、ちゃんと考えなさいって思うんですよ。女性側が」と意見。「23歳の男の子なんて、この人からしてみれば高校生と一緒です。それを理解していなかったのが前回の彼女ですよね。『結婚とか諦めてるから安心して』とか、言葉にする人の方が怖かったりしますよ。だって言う必要ないじゃないですか?こんなこと言わずに普通に2人で楽しく過ごせばいいじゃないですか!言うってことは『実はいつかは結婚したい』。そういう意識があるんじゃないですか?」と、女性側の心境を分析した。
さらに、最上は「40歳の女性は今の段階では結婚したいと思ってないかもですが、付き合って、ますます好きになったら結婚したくなるかもしれないですよ。これが5年後、どうなりますか?」と相談者に呼びかけ。さらに、「僕は結婚に年齢は関係ないと思っています。でも気にされる方も多くいると思います。彼女がそのうちの1人ではないことを願うばかりです」「にょんきちさんが本当にその方を好きだと思ったら付き合ったらいいと思います。それで同じ目にあったとしても、にょんきちさんは『あ、失敗したな』と言える年齢です。人間は誰かのために生きなきゃいけない訳でもないですし、責任を取らなきゃいけない訳でもないです。自分の人生は自分で切り開くんです」とコメントし、土屋は「編集長(最上)、法律事務所とか開いたら?」と、最上の意見に感心していた。
最上に感化されてか、土屋も「1回付き合いたいなと思ったら付き合って、結婚したいなと思ったら結婚すればいい。もし別れてトイレが詰まっても、次はほっとけば。業者に任せて。何が詰まったかなんて聞かなくていい」と、最後には冗談も添えてアドバイス。最上は「自分がいいなと思う人を重荷に思わなくていい。時期がきたら結婚します。ダメなら別れます」とまとめた。
「男だったら『好き』と言え!」女子がときめく告白を力説
最後は、「女の子が思わずOKしてしまうような告白のセリフを教えてください。ちなみに彼女は男らしい人が好きとのことです」という男子高校生からのお悩み。この相談に最上は「どうでもいい!」と一喝。土屋は「ええ!こんなに甘酸っぱい相談を!17歳の初めて告白しようと言うこの相談を!」と慌てるが、最上は「男だったら『好き』と言え!!ド直球が1番響きますよ!『あなたのことが好きです。付き合ってください』。シンプルイズベストです!ひねったやつとかいらない!回りくどいのとか本当うざい!さっと言え!さっと!」と檄を飛ばした。
最上の痛快なお悩み相談に土屋は「編集長(最上)の切れ味が!」と最後まで感動しっぱなしで、視聴者からも「イケメンな答えや!」「正論!」「ズバって言ったあああ」「もがさん最高だわwww」「おもろすぎるww」「はっきり言うの好きだわ」「哲学者か」「アキバの母 最上もが」「冴えもが」「キレキレ過ぎて」「恋愛相談『聞かせるトーク』ができる女性って、芸能界でもかなり貴重なのでは」などのコメントが殺到。最上のトーク力が炸裂した神回となった。
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