声優だけでなく女優や歌手として幅広く活躍中の平野綾さんが14日、自身のブログを更新し、声優ワークショップに登壇したことを報告した。
（画像は平野綾オフィシャルアメーバブログ・スクリーンショット）
平野さんは専門学校・総合学園ヒューマンアカデミーのワークショップに登場。「これから夢を目指す学生の皆さんのキラキラした姿を見せていただきました」「フェアリーテイルをアフレコ教材にし、それぞれ役を演じてもらいフィードバックしていくのですが、さすが今の子は器用にこなしますね。マイク前も手馴れたものでした！」とワークショップの様子を振り返った。
また「私が14歳の頃、アニメデビューした時とは大違い！」と自身が声優デビューした頃を思い出し「元々声優の専門学校に通っていなかったので、即現場で見よう見真似だった」と、当時の状況を語った。現在は作品数などが当時とは違うことに触れながら、アニメに対し「機会や興味を持てるきっかけが多くなり、今の子を見ていると、アニメが身近になったと感じられます」とつづった。
（画像は平野綾オフィシャルアメーバブログ・スクリーンショット）
さらに「私が声優を始めた時、全くの素人でも現場に立てたのは、10歳の頃から入っていた児童劇団で学んだ土台があったから」と原点を告白。「10歳以前も色々なレッスンに通いつめていたので、そもそも芝居をするとは何なのか、歌い方、踊り方、センスを養い培ってきたからこそだと思っています。これからこの世界に挑戦する方たちには、是非その部分を膨らませてほしいのです」と、声優を志す学生に向けてメッセージを贈った。
続けて「しっかりと勉強の時間を作るのがどのくらい大切かを今一度考えて欲しかった」と、今回のワークショップで伝えたかった想いを述べ、勉強する学生たちに「学生の皆さんは当たり前にその時間があるので理解するのはなかなか難しいかもしれませんが、勉強の時間を作れることに感謝しなければならないとこの歳になって思います。忙しくなってアウトプットし尽くした時に初めて自分自身の底力が分かります。その時に後悔しないように」とメッセージをつづった。また「私は今、時間を作って海外に勉強に行く機会を多く作り、その時間を大切にしています。勿論日本で学ぶこともたくさんありますし、日常のなかから学ぶことも多いのは当たり前で、要は自分に必要なことを見極められるよう軸がブレない努力をするべきだということです」と学び続ける大切さを訴えた。
最後に平野さんは「折角学べる場所が身近にあるんですから、悩むくらいならまずはどーん！と扉を開けてみるのは如何でしょうか！」と、声優を志す若者の背中を押す、力強い言葉でブログを締めくくった。
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