
日本時間の18日午前0時ごろ、スペイン北東部・バルセロナの中心部で、突然1台のバンが歩道に突っ込んだ。バンは歩行者をはねながら走り続け、当局者によるとこれまでに13人が死亡、100人の負傷者が確認されている。日本人が巻き込まれた情報はないという。
偶然、現場近くにいたという日本人観光客は、「(自分が)大きい通りを渡る直前に、車が人をはねている音、銃声の音かわからないが大きな音と悲鳴が聞こえ始めて、人が走ってきた。白のハイエースくらいのバンみたいな、大きな車がものすごい勢いで、人しか通れない歩道を走っていった。(ブレーキを踏む様子は)全然なかった。(人を)はねながら走っていった」と、事件発生当時の状況を明かした。
現場となったランブラス通りはバルセロナの中心部にあり、日本人観光客にも有名なサグラダファミリアやカタルーニャ広場が近くにある。現場近くのレストランで働く人は、「みんなが怯えて通りを走って逃げていた」と話した。
ヨーロッパでは、昨年からフランスのニースやイギリスのロンドンなどで、車で通行人をはねるテロが相次いでおり、いずれもイスラム国が犯行声明を出した。今回も、イスラム国系の通信社が犯行声明を伝えている。
(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)
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