芸能界で生き残るにはとにかく仕事を獲得する必要があるが、8月31日に放送されたAbemaTV(アベマTV)の『芸能義塾大学』では、“ルックスと性格は申し分ないのに、キャラがふわついていて、キャスティング会議に名前があがりにくいとされる皆さん”が登場。平成ノブシコブシ・吉村崇を講師とし「キャスティングされるキャラの見つけ方講座」が伝授された。生徒役は今井華、入矢麻衣、都丸紗也華、ほのか、山地まりの5人。

吉村は「破天荒キャラ」として知られるが、このキャラを手に入れてからブレイク。だが、これはあくまでもキャラであり、本来は北海道の純朴な少年なのだという。それに加え、『新チューボーですよ!』(TBS系)でキョショーこと堺正章という“猛獣”と対峙する経験をし、ステップアップできたそうだ。
芸人が売れるにはキャラかネタを明確化する必要がある。そのうえで、3つ押さえるべき存在がいるという。それは「お客さん」「同業者」「大人」だ。最後の「大人」とは、制作会社の人やスタッフのことである。これは芸人・くまだまさしが言っていたこと。2つ押さえたら売れ、3つ押さえたらもっと売れるという。吉村はお客さんは押さえ切れていないという。
そんな吉村は成功するための法則を発見。それは「自分で見つけたキャラは成功しない! 他人が見つけたキャラこそ売れる」というもの。「破天荒」についても自らが発見したものではなく、ある先輩が「破天荒だね」と言ってから周囲も自分も言うようになったのだ。
売れる前の末期の頃、吉村はゆっくりと登場したりする「歌舞伎キャラ」を演じていたこともあったが、これはまったくウケず。自ら開発してもうまくいかないことを知ったのである。
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