8月31日、AbemaTV(アベマTV)にて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱がMCを務める『極楽とんぼKAKERUTV』(毎週木曜21時~22時)で「SKEのプロ根性にかける! アイドル公開生ドッキリ」という企画が開催され、SKE48の日高優月、惣田紗莉渚、古畑奈和、大場美奈がドッキリを仕掛けられる要員として出演した。
同企画は名前の通り、生放送中にSKE48のメンバーに数々のドッキリを仕掛けていこうというもの。加藤が不機嫌、カンペの名前が間違っていて加藤がキレる、SKE48のコメントに加藤がムッとする、ビンタで山本の歯が折れるなど、基本的に加藤が怒っているというドッキリが事前に用意されていた。
番組がスタートし、スタジオの雰囲気が変わりだしたのは「いま旬恋占い」というニセ企画の最中。山本がSKE48メンバーからビンタを受けることでその強さで性格がわかるというニセ占いで、古畑によるビンタで山本の歯が折れるというドッキリを仕掛けた瞬間から、スタジオには異様な空気が流れだした。歯が抜けてテンションが一気にさがった演技をする山本に対して、加藤は「お前、テンション下がってんじゃねーかよ」と声を荒げながら指摘。
場の空気が悪くなったため、いったんCMに入るという流れになると、加藤は山本に「大丈夫だろ、歯が折れたくらい。もう終わるよ番組」ときつい声で怒りを露わにした。すると山本は「お前が殴れ殴れっていうから、だんだん強くなって。そうしたら無茶するだろ、若い子が」と歯が折れたのは加藤のせいであると反発した。
すでにこの時点で日高は目に涙を浮かべ心配そうな表情を浮かべていたが、さらに加藤と山本はもめている演技を続け、こんな状況下でCM明けには日高が山本にビンタをする順番に。
加藤に「弱い弱い」とあおられ日高は、無理やり笑顔を浮かべながら山本に3回ビンタを食らわせた。そのビンタに対して山本が無反応でいると、今度は加藤が思い切り山本の頬に平手打ちし、スタジオは騒然。
再びCMに入るという流れになると、加藤と山本は取っ組み合いのけんかをスタート。スタッフが止めに入るも、加藤は声を荒げ、SKE48メンバーは心配そうな表情を浮かべ見つめているという状態に。最終的に加藤がセットの椅子を蹴り飛ばしスタッフに向かって「椅子並べて置けや!」と大声で怒鳴りつけると、メンバー全員が恐怖におののき身動き取れないという状況になった。
次にカメラが回りはじめたときには、山本は「ドッキリ大成功」という看板を持ちながら登場。これを見たメンバーは安心したのか全員が涙を浮かべ、日高に至っては大号泣で、すでに声も出ない状態に陥っていた。
アシスタントMCを務めるパンサーの向井が「みなさんが来てから実は1回もCMに入ってません」と明かすと、さらに日高は大号泣。惣田はマスカラが取れて黒い涙を流す顔まで披露した。
また、日高は何度も山本にビンタをしてしまったことについて、声を枯らしながら「御免なさいって思ってた!」と泣きながら訴え、惣田は「芸能界辞めようかな」と思ったことを告白した。さらに惣田は加藤とラジオ番組で共演しているため、「(普段は)優しくて挨拶してくれるのに、本当はこういう人なのかなって」と加藤の人格を疑ったことを打ち明けた。
最初からメンバーが怪しいと疑うことは一度もなかったようで、ドッキリは完璧な成功をおさめた。
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