北海道小樽市の石原裕次郎記念館が31日に閉館し、妻で石原プロモーション会長の石原まき子さん、俳優の舘ひろし、神田正輝らがセレモニーに出席した。
記念館には、ドラマ「西部警察」で裕次郎さんが乗っていた自動車や備品のソファなどで再現された自宅の居間など、プライベートから映画やドラマの資料、約2万3000点が展示されていた。開館から26年で約2020万人が訪れたが、設備が老朽化したことなどから閉館が決まった。
舘は「石原さんはああいう方でしたから、あんまりしんみりここを閉めたくないなという気持ちでいます」と閉館を惜しんだ。
今後は、「全国縦断石原裕次郎遺品展」として移動記念館を展開していく構想を発表。第1弾は来年の夏、都内の百貨店で開催する予定だという。まき子さんは「これだけ皆様が愛してくださった裕さん。皆様のおかげで今日まで来ました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)