9月1日、映画『トリガール!』の初日舞台挨拶が行われ、土屋太鳳、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザと英勉監督が登壇した。同作が撮影されたのは昨年の夏。撮影に奮闘していたキャストらは公開初日を迎え、今だからこそ言える”夏”の思い出を語りあった。
「みなさん、こんにちは!ようこそ、トリガール世界へ!」とマイクを観客側に向けて挨拶をする土屋。高杉が「こんにちは……のどが……声が低くってすみません」と少し枯れた声で挨拶すると、間宮は「大丈夫。セクシー」とツッコミを入れていた。
ちょうど1年前の夏、同作の撮影に奮闘していたキャストら。公開初日を迎え、今だからこそ言える”夏”の思い出について、土屋は「すごく深い夏でした。すごく深くてここにいる監督、キャストら、英組のスタッフらがすごくかっこいい。面白くて、プロならではの魅力的な毒があり、いい緊張感もあり、いろんなことが試されて、“土屋太鳳”も解き放つことができました」と熱いコメント。土屋の独特な言い回しに間宮は「”深い夏”という表現が新しいですね。」とまたしてもツッコんでいた。
続いて、英監督は同作の演出について意識したことについて聞かれると「あんまり演出した覚えがないです。最初にみなさんとみっちり話すだけで、現場では太鳳ちゃんは熱々と全力でぶつけ合い、間宮くんもエライザちゃんも勝手にやっていたので、真面目なのは真宙だけ。演出した記憶がないです」と告白した。
続いて、池田は「私が演じた和美は、この作品で一番(ステレオタイプの)ヒロインのような役で、恋をしているし、ちゃんと奥行きもある。なので、間宮さんと格闘している土屋さんのそばいにいるだけでいいかな、と何もしてません。そばにいただけでした。」と発言。何にもしてません、発言にMCは「ああ……そんなことおっしゃても……」たじたじ。
そして、高杉は「みなさんのキャラクターがどんどん濃くなるなか、自分は会話のテンポが早くなったらそれを崩していく役だったので、とてもライブ感あるみなさんの姿がうらやましいなと思いました」と、夏の撮影現場を振りかえった。
間宮は「夏の撮影現場は、単純に楽しかったです。好きかってにやっていただき、土屋さんが反応していくことが新鮮でした。生き生きとした映画なので、映画の勢いが肌で感じられたらと思います」とコメントした。
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