9月3日、映画『ユリゴコロ』のレッドカーペット&完成披露試写会が都内で行われ、主演の吉高由里子をはじめ、松坂桃李松山ケンイチ、佐津川愛美清野菜名清原果耶木村多江、熊澤尚人監督が出席した。

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 沼田まほかるのベストセラー・ミステリー『ユリゴコロ』を、完全映画化した同作。生まれながらに「人間の死」を“拠りどころ”とし、数奇な人生をたどる主人公・美紗子を中心に、登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていく物語だ。

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 シリアスな内容の作品だけに、舞台挨拶も真面目なトークが展開される中、松山の一言で会場が爆笑に包まれる一幕があった。「僕と由里子ちゃんは裸になるシーンがあるんですね」と切り出した松山。お尻を出し、どこから撮られてもいいように準備万端で撮影に臨んだそうだ。

 だが、「出来上がった作品を観たら、巧妙にお尻が隠されているんですね。ファンデーションまで塗ったのになんで」と不満を吐露。理由を尋ねると、レーティングに引っかかると回答されたとのこと。「本当に危ない狂気的なものはいっぱい出ているでしょ?ワイのお尻、それを超えちゃったの?」と納得がいかない様子だ。

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 これまで神妙な面持ちで映画の見どころを語っていた吉高も、これには思わず爆笑。「狂気的なお尻があったんでしょうね。見たこともない凶暴さが」と、NGになった理由を分析していた。

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 吉高は最後に「作品全体に凶暴さと残酷さがあるのですが、愛の物語なので、どこかに温かい香りがする映画になっています。出演者の皆さんがそれぞれ違う心情で泣いているのですが、誰の涙が一番共感できたか、誰の涙が一番自分と離れていたか、誰の涙を舐めたいかという答え合わせを、皆さんしてください」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。映画『ユリゴコロ』は9月23日(土)より全国公開される。

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テキスト・写真:水野梨香

映画『ユリゴコロ』  吉高由里子と松山ケンイチの悲しき愛の行方を予感させる場面写真解禁
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映画『ユリゴコロ』オフィシャルサイト
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9月23日(土)全国公開!一冊のノートに記された殺人者の記憶。それは運命を狂わす、禁断の真実。吉高由里子5年ぶりの主演作。映画『ユリゴコロ』オフィシャルサイト
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