プロレスラーの高山善廣が、頸髄完全損傷で回復の見込みがないと診断されたことが報じられた。同時に高山を支援するため、支援団体「TAKAYAMANIA」が設立され、治療のための募金活動などをおこなうことが発表されている。
高山は、今年の5月に大阪の豊中で開催されたDDTプロレスリングに参戦した際、相手に回転エビ固めを仕掛けた拍子に頭から落ちて動けなくなり、病院に救急搬送。当初は頸髄損傷および変形性頸椎症と診断されていたというが、このたび頸髄完全損傷であることが公表された。
現在高山は、意識は回復したものの首から下の感覚がない状態であり、そんな中リハビリと怪我に立ち向かっているという。ブログでは、支援団体の設立とともに「今後、各プロレス団体様のご協力のもと、試合会場にて募金箱の設置、応援グッズ販売、チャリティー興行などを行っていきたいと考えております。」「皆さまからご協力頂きましたご厚意は、山選手の治療費等に寄付させて頂きます」として振込先などが掲載されており、高山のブログには、「高山選手に勇気をもらった1人です。高山選手なら勝てる！」「あなたの試合で勇気をもらいました。応援してます。」「あなたの試合で勇気をもらいました。応援してます。」とエールが続々。
またTwitterにも「高山さん、リハビリ頑張ってくださいっ！みんなで応援してます！！」「高山選手が、早く回復なさって後遺症もありませんよう、心から願います…」「色んな病気にも困難にも乗り越えてきた高山選手です今回も必ず乗り越えてくれます！」と、回復を願う声が多く寄せられているところだ。なお、支援団体の活動は、随時ブログにて更新されていくようだ。
