5月の大阪大会で「頚椎完全損傷」の重症を負ったプロレスラー・高山善廣に対し、長州力が自身のブログにて言及した。

5日、長州は「気になる報道」と題しブログを更新。「昨日マネージャーからの連絡ありました。 それは、元UWFの高山君の事でした。 色々と今の大変な状況は少なからず私の耳に入ってはきていました。 ご家族のご心配とご不安をお察しいたします。」とその心中を綴った。
続けて更新されたブログでは「プロレスファンの熱い思い!高山選手への一日でも早い回復を願っております。書き込みに対してのファンの熱い思いが伝わってきて、今、嬉しく驚いています。自分も時間がある限り、道場に足を向けていますが、リングに向かう時は、いつも不安を感じますね。とにかく、一日も早く高山選手が回復に向かう姿を大勢の方々が、待っています。高山選手頑張ってください!高山選手を知っている日本全国の皆さん!高山選手への応援よろしくお願いします。」と、大ベテランである長州でさえも、不安を感じていることを吐露した。
現在、リハビリ中の高山に対し、プロレス団体DDTは高山を支援する団体『TAKAYAMANIA』を設立。新日本プロレス・全日本プロレスも募金活動を始め、『TAKAYAMANIA』を通じて高山の治療費に充てられる。
高山はDDTの公式ページにて「この度は私、高山善廣を支援していただく会を発足していただき、また、その発表にお集まりいただきました皆さんに、感謝いたします。去る5月4日、試合中、頚椎を痛めてしまい首から下が全く動かず、また呼吸もできなくなってしまいました。首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり、術後の経過が思わしくなく、なかなか皆さんにご報告できる状況にありませんでした。そんな私のために仲間たちが集まって、私のために色々とやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。みなさん、どうもありがとうございます。私もどんどんアイデアを出していこうと思っております。リハビリ頑張りますので今後ともよろしくお願いします。」とコメントを発表。
高山は、5月4日に大阪の豊中で開催されたDDTプロレスリングに参戦、相手に前方回転エビ固めをかけようとした際に頚椎を損傷。9月4日に会見で頚椎完全損傷の状態であり、首から下が動かない状況であることが発表されている。