
放送作家・鈴木おさむ氏が、「謝罪」について過去の「坊主」になった体験をブログで報告している。そして、コメント欄には多くの人の謝罪エピソードが次々と書き込まれている。
鈴木氏は、妻・大島美幸に謝った際に怒られ続けると笑ってしまうのだという。そのうえで、こういった方法を編み出した。「ある時、僕が考えた答えは、元気に謝る。すいませんでしたーー!と大きな声で頭を下げる。実際に妻に一回やってみましたが、謝った後も、まだ説教が続いたので効果なしでした(笑)」どうやら効果は薄かったようだ。
謝罪は難しいものの、謝り方が上手な人についてはこう述べる。「まず最初に『すいませんでした』と潔く謝る。それで、あとに話を聞いて、また謝る。僕も謝るときはその作戦ですが。とにかく。まず謝る。最初にフガフガしてると、その姿にまたイライラしてくるので。」
そして、もっともこれまでに深い謝罪をしたのは、ラジオ番組でクイズを作ったところ、鈴木氏が作った出題が間違いで、パーソナリティに迷惑をかけた時のことだ。この時は謝罪の意思を示すために坊主頭になった。
だが、坊主頭になることはリスクもあるという。というのも、知り合いがとある女性に坊主になって謝罪に行ったところ「私が坊主にさせたみたいじゃないですかー」と泣き出してしまったというのだ。
謝罪のために坊主になった最近の例としては、不倫疑惑が週刊新潮に報じられた中川俊直衆議院議員の例がある。地元の支援者らに坊主頭で謝罪したが、この時は「ソフトモヒカン」のような状況になっており、「あんなのは坊主ではない」と批判された。さらには「おしゃれボウズ」とまで報じられる始末で、潔くないと批判された。
謝罪はかくも難しいと感じられる鈴木氏のエピソードを受け、コメント欄では読者からの謝罪体験が続々と書き込まれている。土下座あり、さらには要介護だった母にインフルエンザをうつしてしまい、その後亡くなったことへの悔恨の念を書く人もいるなど、重い告白が並んでいる。



