今月10日に行われたタレントのぺこ(22)とりゅうちぇる(21)夫妻の結婚式について、式のプランナーを務めた有賀明美氏が、ブログで、そのこだわりをつづっている。
式は隅々に至るまで夫妻のこだわりが満載。ぺこは、「ビバリーヒルズの豪邸みたいな外観、真っ白でシンプルなチャペル、お庭のプール… どれもこれもわたしたちの理想すぎ」と、会場は八王子にある「T&G ヒルサイドクラブ迎賓館」に一目惚れ。式全体のコンセプトは“American Retro Style''で、ドレスはプランナーと「MIRROR MIRROR」の協力のもと、自ら生地選びからデザインまで手掛けたということなどを明かしていたが、式の計画から当日の式の進行など、多くの段階に携わった有賀氏が、ブログで、式を作り上げるまでの経緯と当日の式について振り返っている。
有賀氏はまず、2人の共通の好みが「ビバリーヒルズ青春白書やグリースという海外ドラマのような昔のアメリカンスタイル」だったことから、「おふたりの頭の中のイメージを具体的に紐解いていき、“American retro style”と題し、60年代のアメリカのスタイルの雰囲気を大切にして結婚式を企画していきました。」「そのドラマに出てくるビバリーヒルズのガーデン付きの大邸宅で結婚式を挙げるのが夢だったというおふたりは、探しに探しヒルサイドクラブ迎賓館八王子に辿りついてくださったわけです。」とコンセプトと式場が決まるまでの経緯を説明。
ぺこ自らのデザインによるオーダーメイドウェディングドレスは、ふんわりとしたボリュームたっぷりのパフスリーブ、スカート、ベールなどレトロ風にこだわったもので、「ウェディングドレスは、シルクシャンタンを用いたパフスリーブの光沢感溢れるクラシックなドレスに。りゅうちぇるさんのタキシードは、燕尾服にし、彼らしくちょっと丈の短いお人形のような雰囲気を重視」と解説。
またお色直しの黄色いドレスは「ピクニックパーティに出かけるような抜け感を大切に」し、りゅうちぇるは黄色いパンツに黄色い日傘というスタイル。ぺこの持つバスケットにはうさぎが入っているなど、ドレスだけでなく世界観を大切にしているのがわかる。
そしてお色直し2回めのピンクドレスは、「60年代のアメリカンソングに合わせて歌って踊るようなシーンをイメージしてデザイン」したもの。さらにバンケットの装飾デコレーションはぺこの好きなマーガレットを使い、野に咲く花に蝶が舞うイメージでコーディネートしたという。
高さ2メートルを超えるウェディングケーキも“レトロ感”あるもので、プールサイドには「PECO&RYU’s DINER」というダイナーを設け、そこで過ごすデザートタイムにはりゅうちぇるこだわりのアイスをゲストに振る舞ったことなど、有賀氏は「何から何までこだわり抜いたウェディング」であったとコメント。
「おふたりの頭の中にしっかりとイメージされた世界観があり、それをオートクチュールチームがいかに具現化して叶えて差し上げるか、それが、今回のウェディングの最大のやりがいであり難しい部分だったと思います。」としながらも、スタッフについては「さぞかし楽しかっただろうなぁ」とも。オートクチュールチームと作り上げたぺこ&りゅうちぇるの式について、「おふたりのウェディングを見てたくさんの若い子たちが結婚式って楽しいんだ、結婚式って拘っていいんだ、色々出来るんだ、って知ってくれたと思うし、いつか挙げる結婚式という日を楽しみに思ってくれたら凄く嬉しいな。おふたりに感謝ですね」とつづった。
ぺこもブログを何度も更新しては自身のこだわりを詳細に公開しており、ファンからは、「二人の頭の中がそのまま絵になった感じで、会場も演出もドレスも素敵…!最後の衣装の登場の時のダンスはとびっきり可愛くて映画みたいで何回でも見てしまう!!」「ぺこちゃんおめでとう!!幸せがすごく伝わってきました!何て素敵な結婚式!わたしはぺこちゃんと同年代だけど、好きなものにまっすぐで、こだわりや信念を持っていて、理想を形にする力を持っていて、いつも感謝の気持ちを言葉にしていて、そしていつ見てもとっても可愛くて幸せそうなぺこちゃんをすごいなあと思いながら見ています。みんなに幸せを与えるカップルだと思います。これからもお幸せに!!」など、好きなものにまっすぐ向き合う2人の姿勢に、好感の声が多数あがっている。