俳優の的場浩司が、散歩中に起きた珍事について自身のブログで報告。不審者と間違われた事件についてつづっている。

その日は公園で散歩をしていた的場。ウォーキングをした後、ストレッチをしている時にその事件は起こった。ふとしたタイミングで、「あれ?あそこのセリフの感情って…」と、次に控えている任侠作品の台本が頭をよぎった的場は、「瞬間的に役者スイッチがオン」になり、一気に集中。その場にしゃがみこんで、ひたすらその役の感情について考え、ぶつぶつとセリフをつぶやいた挙句、「もし、しくじったら…ケジメは俺がとってやる…」と、発声し、「これだ…この感情だ… 今の気持ちだ…分かったぞ…満足…」と、頭を悩ませた結果に満足していた。
しかし、そのボリュームがいささか大きかったようだ。ふと気がつくと、犬の散歩をしている男性がすぐそばにおり、「俺を怪訝な顔で凝視してます…」「ヤバい… 思ったより声が大きくなっていたようで完全にヤバいヤツを見る目で俺を見つめてる」といった具合に、的場は注目の的に。
的場は、「『さてと…ウウン…』 何が『さてと…』なのか分かりませんが…咳払いをして…伸びをしながらぎこちなく立ち去る俺…」というセリフで一生懸命ごまかしたものの、「ストレッチをする振りをしながら横目でオジサンを見ると…オジサンも横目で俺を見てる様子…」「完全に不審者… そそくさとその場を離れました…」など、完全に不審者扱いされてしまったようだ。
的場によれば、彼には、「いやいや… こんな事… たまにあるんです…」「集中すると周りが見えなくなる」「突然、スイッチ入ると… はい…不審者の出来上がり…」といった癖があるそうで、コメント欄には、「気持ちそのままに行動しちゃう方なんですね!(笑)」「不審者、、、笑 そんな時にお目にかかりたいです、、笑」「集中しだしたら周りが見えなくなる事良くありますよね」といったコメントが登場。プロ意識の高さに称賛の声が寄せられているが、本人曰く、立ち去る時のごまかし方は、「ダメだ…わざとらしすぎる…役者なのに誤魔化し方が下手すぎ…」という状態だったそうだ。



