
2007年に発表されたPCゲーム「Dies irae」シリーズ。その重厚な世界設定や、一癖も二癖もあるキャラクター、圧倒的強者との異能バトルストーリーは多くの者を深く虜にし、熱狂的ファンを生み出し続けてきた。2015年に実施されたクラウドファンディングでは当時の国内最高額となる9656万円の支援を集め、世間を驚かせた驚異・狂気のコンテンツが、シリーズ開始から10年となる2017年、遂にアニメーションとして放送される。
10月6日からの放送を目前に控えた9月30日、クラウドファンディング支援者限定で第0話と第1話の先行上映会が一ツ橋ホールにて開催し、今回オフィシャルレポートが到着。イベントには司会のAyumi.さん、株式会社グリーンウッド代表・服部氏、マリィ役・榊原ゆいさん、原作ライターでありアニメのシリーズ構成を担当している正田崇さんが登壇。0話と1話の上映後にはCFへの出資者の名前の一覧も上映され、服部氏からは感謝の言葉が述べられた。その後、司会による呼び込みで榊原さんと正田さんが大きな拍手の中ステージに登壇。
【地上波同時】『Dies irae』 #0
放送チャンネル:新作TVアニメチャンネル
▷金曜日25時5分~放送!
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(アニメの見所を語る正田さん)
0話と1話を観た感想を榊原さんは「本当に夢ではなかったんだなと(笑)。絵になって音がついて形になってグッと来ました。予約録画に作品のタイトルがちゃんとあって、本当だ!夢じゃない(笑)」と出来上がるまでの信じられなかった思いと、アニメが形になり感激した様子を語った。また正田さんからは音響監督もディエスを“フルコンプ”してから仕事に臨んでいるといった裏話も紹介された。

(出来上がったアニメを観て感激する榊原さん)
1話のギロチンの歌にメロディが付いたことについて「群衆(CFのガヤ権獲得者)で歌っているシーンは圧巻でした」と榊原さん。そのシーンでは群衆のひとりとして正田さんと榊原さんも歌っているという。さらに今後、群衆が全員声優バージョンとなった“ギロチンソング”も登場する。
今後の見所について榊原さんは「キャラクターが濃いので、ゲームの名台詞が動く絵に乗った時は本当にたまらなかったです」とコメントし、それに加え正田さんからも「原作のあの台詞は抜かすなという台詞を可能な限り拾っています」と原作ファンには嬉しいコメントもあった。最後に、来場したCF支援者へ向けて登壇者らからメッセージが贈られた。
正田さん:「皆様のお陰でここまで来られました。心からありがとうございます」
榊原さん:「私も会場に来てびっくりしたのですがオープニングテーマの『Kadenz(カデンツァ)』のフルバージョンが流れていましたね。エンディングも楽しみですし、テレビ放送も楽しみですし、これも全部皆さんが協力してくださったおかげです。上映中に後ろで観ながら、皆の愛がなければ形にならなかったんだよな、とキャスト陣と話をしていました。その愛に対して全力で応えようとしているキャスト陣とスタッフ陣を見守っていただけたらと思っております。これからがスタートだと思っていますので、今後共よろしくお願いいたします。ありがとうございました」
服部氏:「リリースされて10年経ってから『Dies irae』がCFをした裏事情など言えない話もたくさんあるのですが、言えない中にもCFをやろうと思ったところに皆様の支援があって、最初はこんなに集まるとは思っていなかったのですが、ここまでのことができました。これはおそらくアニメやゲームで過去にないことだと思います。そういった作品に選んで頂いたことに本当に感謝をしております。これからも引き続き責任を持って皆様に報いることができるものを作っていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました」

アニメ『Dies irae』は10月6日から毎週金曜日25時5分~25時35分にて放送。地上波で観られなくても、無料インターネットテレビ・AbemaTV(アベマTV)にて地上波同時放送が行われ、出先でも鑑賞可能となっている。ぜひお見逃しなく。
©light/Dies irae ANIME PROJECT


