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 10月8日(日)、幕張メッセにて『AKB48グループ感謝祭』が開催され、6月に開催されたAKB48シングル選抜総選挙の結果を受けての、ランクインコンサート(1~16位メンバー、17~80位に分かれての2公演)、ランク外コンサートの計3公演が行われた。

■ランクインコンサート(17~80位)

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 先を切って行われたのは、17位から80位にランクインしたメンバーによるコンサート。アンダーガールズ、ネクストガールズ、フューチャーガールズ、アップカミングガールズが、それぞれ「#好きなんだ」のカップリング楽曲を披露し、パフォーマンス後には、向井地美音(AKB48)、加藤夕夏(NMB48)、坂口理子(HKT48)、太田奈緒(AKB48チーム8)の4人が、各曲のセンターとして、ランクインさせてくれたファンへのお礼と感謝の気持ちを述べた。

 中盤は、アンダーガールズメンバーがセンターを務めるユニット曲で構成。高倉萌香(NGT48)は、坂道AKBの「誰のことを一番愛している?」を、いつになく々しく披露。加藤玲奈(AKB48)は、自身が選んだ“れなっち選抜”の「ハッピーエンド」を自らがセンターとして。先日卒業コンサートを行った大矢真那(SKE48)は、「枯葉のステーション」をソロで。…と、それぞれ、新たな一面を見せたり、ファンからの要望をかなえたラインナップとなった。

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 峯岸みなみの「逆転王子様」と松村香織の「ウィンブルドンに連れて行って」では、その選曲に会場からも笑いとツッコミが入る場面もあった。

 終盤は、今回のイベントで設けられた「推し席」に、メンバーが近くまで移動してのパフォーマンス。「あなたがいてくれたから」では、岩立沙穂(AKB48)、江籠裕奈(SKE48)、加藤美南(NGT48)をはじめ多くのメンバーが涙を流しながら、応援するファンの間近で感謝の気持ちを伝えながら歌った。

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 最後には、向井地が「この場所では終われない!目指す場所がある!」と力強く宣言。他のメンバーたちも頷き、ファンとともにさらなる高みを目指すこと約束した。

■ランク外コンサート(81位以降)

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 残念ながらランクインできなかったメンバーも、ランクインメンバーに負けじと意地とプライドでパフォーマンスを見せたランク外コンサート。会場は、ランクインメンバーの会場にも劣らない熱気で包まれた。

 終盤には、「49thシングル選抜総選挙延長戦」として、81位から100位までの順位が追加発表された。惜しくも81位だった内山命(SKE48)は、ランクインの80位とわずか30票という僅差。「また今年1年みなさんからいただいた今年の愛を無駄にしないように、ちゃんと地に足をつけて自分というキャラをブレずに通して行きたいと思いますので、どうか見離さず見守っていてください。」と、嬉しさと悔しさが滲んだ涙を流しながら挨拶した。

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 他のメンバーたちも、変わらず応援してくれるファンに応えられるよう、来年への決意を新たにしているようだった。

■ランクインコンサート(1~16位)

 前人未踏の3連覇を成し遂げた指原莉乃がステージに堂々と登場。その後、今年の選抜総選挙で選ばれた選抜メンバーが次々と登場し、16名が勢ぞろい。メンバーは、「幸せな気持ちです」「ありがとうございます」と、応援して下さったファンに感謝の挨拶をしながら、「#好きなんだ」などをパフォーマンス。幕開けから、会場はお祝いと感謝の温かい雰囲気に包まれた。

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 16人は感謝の気持ちを、趣向を凝らしたソロステージとして表現。初めて自らのアイデアで制作したというミュージックビデオとともに「ジッパー」を披露した、16位の吉田朱里(NMB48)から順番に、個性的なパフォーマンスを繰り広げた。

 13位の本間日陽(NGT48)は、「憧れの先輩たちとこのステージに立ちたい!」と「言い訳Maybe」を披露するも、ステージに集まったのは先輩たちのそっくりさん。しかし、最後には本間の地元・新潟県村上市のお祭りで使用される高さ7メートルの山車に、今村支配人やNGT48メンバーが乗って登場し、本間の初選抜入りを祝った。

 10位の北原里英は、卒業ソングの「夢の河」。感動的に横山由依、指原莉乃、荻野由佳、本間日陽と抱き合う場面もあったが、最後は「北原の河」として音程を超越した熱唱を披露。これには、先ほどまで泣いていたメンバーも笑うしかなかった。

 続く9位の岡田奈々(AKB48/STU48)は、自らがキャプテンを務めるSTU48の「瀬戸内の声」を切々と歌い上げ、その歌唱力とSTU48にかける想いに会場からも称賛の声が上がった。

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 8位の惣田紗莉渚(SKE48)は、高校ラグビー部を舞台にしたミュージカル(?)を前振りにした「あの先の未来まで」を。6位の須田亜香里(SKE48)は、「恋を語る詩人になれなくて」のメロディに乗せて、感情をむき出しにした激しくもしなやかなコンテンポラリーダンスを披露。歌唱はなかったが、その圧巻のパフォーマンスに、会場からは大きな拍手がおくられた。

 AKB48のオーディションに落ち続けた5位の荻野由佳(NGT48)は、深々と頭を下げてからドラフト会議の課題曲だったという「初日」を披露。最後には、「私をアイドルにしてくれてありがとうございました!」と、また深々と頭を下げ、気持ちを伝えた。

 3位の松井珠理奈(SKE48)は、「赤いピンヒールとプロフェッサー」を、バック宙を取り入れたキレキレのダンスと真紅のドレスへの早着替えを交え、そのハイスキルなダンスで感謝の気持ちを表した。

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 渡辺麻友は、「この涙を君に捧ぐ」を披露。「たくさんの愛を、本当にありがとうございました」と書かれた直筆のコメントもモニターに映し出され、文字通り、これまで長い間応援してくれたファンに感謝の言葉を伝えるパフォーマンスとなった。

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 1位の指原莉乃「週末Notyet」をバンドを従えて披露し、続けて「最高かよ」を選抜メンバーとともに披露。今年の総選挙だけではなく、9回の総選挙で獲得した総数1,096,400票、その全てに感謝をしていた。

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 終盤には、推し席の近くでパフォーマンスし、感極まって涙するメンバーも。横山由依は、「こんなに沢山の方に支えられて夢を追いかけられていると思うと幸せです」と、あらためて総選挙で投票し、普段からAKB48グループを応援するファンへ向けて、感謝の気持ちを総監督らしく涙をこらえながら述べた。

 アンコール明けには、11月22日(水)にリリースされる50thシングル「11月のアンクレット」を初披露。最後のセンター曲となる渡辺麻友は、ここ最近ないくらい緊張したことを明かし、また今月末に行われる卒業コンサートにも気持ちを向けているようだった。

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 最後には、ランクインしたメンバー全員が登場し、「アリガトウ」で心からのありがとうを伝えて、感謝祭の幕は下りました。

(C)AKS

AKB48公式サイト
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