枝野幸男元官房長官が、民進党のリベラル系の前議員とともに新党「立憲民主党」を結成した。今回の衆院選は、自民・公明の与党に対して、安倍政権を批判する民進党や自由党からの合流組を含む希望の党、そして、立憲民主党とそれに連携する共産党、社民党などのリベラル勢力と大きく3つに分かれた。
この3勢力の構図を若者はどう捉えているのか? 『原宿アベニュー』(AbemaTV)では原宿の若者にインタビュー調査を行った。
「与党はやることはそれなりにやっていると思うんですけど、野党側が与党のダメなところばっかり批判している感じがするので、与党を超えようという気持ちでやらないとダメかなと思います」(21歳・男性/大学2年生)
「色々みんなの意見があったけど、(党が分かれたことで)やっと言いたいことを言えるようになった。その面ではいいのですが、選挙とかのことを考えるといっぱい党があるとややこしい」(17歳・女性/高校3年生)
「小池知事の希望の党を見て、みんな『入りたい』『入りたい』という感じだったけど、いざ自分が排除リストに載った時に、いきなり反対の意見を言い出していて。政治家の人たちの志が弱くて、今の政治ってやばいんじゃないかなって思う」(20歳・男性/飲食店勤務)
一方で、小池都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の都議会議員を務める音喜多駿氏、上田令子氏の2人が、「希望の党」代表の小池氏の政治姿勢に対する疑問などを理由に離党した。この件に対する若者の意見は。
「裏切られたみたいな気持ちがあるのかもしれないけど、私ももし都民ファーストの都議だったらおかしいんじゃないって思います」(19歳・女性/大学2年生)
「小池さん=都民ファーストじゃないですか。でも実際問題、都民を踏み台にして自分が上にいければいいのかなって。自分ファースト」(20歳・女性/専門学校1年生)
「(都政と国政の『二足のわらじ』について)やっていけると踏んだからやられていると思うので、全然いいんじゃないですかね。両方ちゃんと取り組んでいるのであれば」(19歳・男性/ユーチューバー)
22日に控える衆院選。若者は投票に行くのか。
「国に求めていることも特にないし。選挙に行かないかもしれないです」(18歳・女性/看護学生1年)
「僕は改憲には反対なので、今の与党を変えてくれるのであればそっちの方がいいんじゃないかなって思います。選挙には行かないです。1票で変わらないから」(22歳・男性/大学3年生)
「(投票に)行きます。日本は若い子たちが中心になって投票へ行った方がいいのではと思って。若い人たちが一人ひとりちゃんと投票をすれば1票が力になると思いますね」(19歳・女性/アパレル店員)
(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)