敷居が高く思われてしまいがちな韓国の時代劇や歴史ドラマですが、歴史好きの日本人も多いはず。ドラマを通じて日本のお隣、韓国の歴史に興味を持っていろいろ調べるうちに、筆者も韓国の歴史ドラマに夢中になってしまいました。
特に近年人気の“フュージョン時代劇”は、衣装や時代背景が昔でも、セリフの言い回しや恋愛模様の展開は、視聴者も共感しやすく、ファンタジー要素もあり、親しみやすいものになっています。ファンの中には一度ハマると現代劇では物足りなくなってしまう人も。今回は日本人でも楽しめる歴史ドラマを2作品まとめて紹介します!
『九家の書~千年に一度の恋~』
『華麗なる遺産』『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』などで、何度も見ていたイ・スンギ。『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』で九尾狐に恋する男性を演じたイ・スンギが、今回『九家の書~千年に一度の恋~』では人間と神獣のハーフであるキャラクターを演じています。
ココが見どころ!▷2つの恋物語が絶妙に絡み合う名作
本作の見どころといえば、主人公ガンチ(イ・スンギ)とヒロインのタム・ヨウル(スジ〔miss A〕)の恋模様と、ガンチの両親である神獣ウォルリョン(チェ・ジニョク)と人間であるソファ(イ・ヨニ)の恋物語を2本仕立てで楽しめるところ。
(イ・スンギが演じる主人公のガンチ)
なぜガンチが生まれたのか……そんな秘密も少しずつ明らかになっていくのですが、それは彼の両親までさかのぼり、両親の恋模様もしっかりドラマの中で展開します。2つの恋物語が絶妙に絡み合う脚本に感動すること間違いなしです。
ファンの間ではガンチの父・ウォルリョンの妖艶さに魅了されたという声も多く、筆者もその一人。第2話『月光庭園の伝説』で、ウォルリョンとソファが暮らす山奥の月光庭園のシーンは、人間から見つからないように草木で隠したり、蛍をあつめてきてソファを喜ばせたり……ウォルリョンのソファを思う気持ちが随所にちりばめられており、ただひたすらに惚れ惚れして観てしまいます。
▶︎ 10月26日(木)22時15分~ ⇒ 詳細はAbemaTV番組表へ
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▷放送はAbemaTV(アベマTV)の韓流・華流ドラマチャンネル
『シンイ-信義-』
筆者が『シンイ-信義-』を知ったのは、韓流好きの友人に勧められたのがきっかけ。『シンイ-信義-』の見どころはなんといっても迫力ある“殺陣シーン”。
ココが見どころ!▷迫力ある“殺陣シーン”、登場人物たちの心理描写に注目
1話を観てまず驚くのは、イ・ミンホ演じる主人公チェ・ヨンが光る剣を用いて迫力のある殺陣シーンをこなしている点です。単なる時代劇ではなく、ファンタジーの要素も含まれているため、光る剣を用いた殺陣シーンには圧倒されます。
また、チェ・ヨンが現代のソウルに迷い込む中で、現地の人々とずれた会話を広げるシーンでは、現地の人々とのズレが会話の中で繰り広げられ、思わずクスッと笑ってしまいます。ほかにも、7話の駆け引きに応じた王の許諾により、ウンスがキ・チョルの屋敷に連れて行かれてしまい、ヨンがウンスを奪い返すため、キ・チョルの屋敷に向かうシーンはドキドキハラハラします。
あらぬ疑いをかけられ、追われているヨンがウンスをかばいながらも、ウンスの強さに思わず弱音を吐いて頼ってしまうシーンなど、単に感動するだけでなく、登場人物同士の細かな心理描写がとても素敵な作品です。
最終話に向けて、さまざまな課題や困難を乗り越えることで惹かれあっていく、ウンスとヨンの恋愛シーンは、なかなか自分の思いに素直になれないヨンにどぎまぎしながらも応援したくなってしまいます。
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紹介した2作品はAbemaTVで好評放送中です。物語の前提や背景が分からない人でも、歴史を知らない人でも楽しめる作品になっています。ぜひお見逃しなく。