13日に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』では「東と西でロケのやり方は全然違う! 違いを見極めて仕事を倍増するロケテクニック」がお笑いコンビ・千鳥大悟ノブ)によって解説された。千鳥は視聴者からも同業者からも「ロケが面白い」と絶賛されるコンビで、年間100本以上のロケ番組に出演し多い時では1日に8本撮りということもあった。2人のノウハウを都丸紗也華Niki、華村あすか、山地まり、菊地亜美が生徒役として聞くことに。

 なぜ、「1日8本」という事態になるのか。これについては、関西のロケでは予算があまりないため、安くあげるために30分番組を1日8本撮りをしたりするのだ。小雨が降った日のロケでは、オンエアの場合は2か月間ずっと小雨ということもあった。ノブは生徒達にこう呼びかけた。

「皆さん、情報番組のロケとか、美味しいパンケーキを紹介する番組とか、なめてません? 『これ、私がするの?』と思いがち。でも、情報番組のロケをなめている人は売れません。ロケには、芸能界の元がすべて詰まっていますから」

 酸いも甘いも知った千鳥だが、「地方ロケでロングコートは着るな!」という一つの法則が示された。大悟は「島の人は、ロングコートの男を見ると島を開拓されるのではないか、と思うのです。インタビューをした時にびびりが出てしまう」と語った。

 そして、生徒達に対しても「都会のニオイがし過ぎる」「露出が多過ぎる」ということで、ダメ出し。ノブは過去に鈴木奈々おのののかダレノガレ明美の3人で島のロケに行ったことがあった。その際、鈴木とおのののかは山ガールみたいな恰好で来たが、ダレノガレはロングコートでサングラス。この時、ダレノガレは地元の人から距離を置かれた。ロケ先の人の特徴に合わせるのが重要なのだ。

 さらに、関西でロケをする場合は、出たところで「雅さーん!」と手を振るといいのだとか。ここでいう「雅さん」とは関西で抜群の人気を誇るトミーズ雅のこと。これをやった人が関西では売れるのだとか。雅が番組に出ていようがいまいが「雅さーん」をやると、以後スタジオに呼ばれるようになるそうだ。さらに、大悟は別のコツも教える。

「ロケが始まった時は、スタッフとの距離を縮めるのが大事。オンエアで使わないけどボケるというのをやっています。オープニングとかで、パチンコやスロットのボケを入れるんですよ。というのも、大阪のクルーはほぼパチンコやスロットをやっているので、たとえは『海物語か!』とか言うのです」

 また、ノブは、ロケが終わった後には楽しかったそぶりを見せるのも重要だと語る。たとえば、競馬対決などをやった後にカメラが止まっているのに、「あぁ、競馬楽しい!」と言うのだ。しかしこれ、実は過去に知名度が低かった頃の菊地亜美がやっていたことだという。以後、菊地は評価が高まったそうだ。

(c)AbemaTV

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