深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した公的機関「オトナ高校」を舞台に、チェリートこと30歳のエリート童貞・荒川英人(三浦春馬)ら、異性との性経験がない30歳以上の男女=「やらみそ(=ヤラないまま三十路)」たちが繰り広げる、不器用なオトナたちの“学園ドラマ”『オトナ高校』。同作の第3話に松井玲奈が出演する。
『オトナ高校』への出演が決まったときを振り返り、「純粋にうれしかったです。『自分はどんな設定のキャラクターなんだろう!?』って、楽しみになりました」と語る松井が演じるのは、英人の幼馴染・中山遥香。英人とは18年ぶりの“運命の再会”となるのだが…再会の場は『オトナ高校』ならではのぶっ飛びシチュエーション!実は遥香、オトナ高校の体験実習で“恋人代行サービス”のキャストとなった英人と、客として再会してしまうのだ。
実はこの遥香、小学校時代はコンパスで英人の背中をつついていた、英人の天敵!カロリー過多で「どすこい君」というあだ名を付けられ、友達もいなかった…という消したい過去をサラリと暴露され、愕然としながらも、脈アリふうな素振りを見せる遥香に、英人のビート数も上昇。改めて動物園デートにも誘うなど、何やらイイ感じに接近していくのだが…。第3話にして早くも、英人は悲願の童貞卒業を成し遂げることができるのか…!? そのカギを握る遥香の動向から目が離せない!
■現場では初共演となる三浦の気さくさにホッコリ、苦手なフラミンゴにドッキドキ!?
松井が三浦と共演するのは今回が初。松井は三浦の印象について「すごく気さくな方だなって感じました。撮影初日から私ともたくさんコミュニケーションを取ってくださいましたし、スタッフさんともたくさんお話をされていたんです。そんな三浦さんの姿勢が現場の温かい空気にもすごく出ているなって思いました」とニッコリ。しかし、動物園のフラミンゴの前で行われた撮影では、松井が思わずギョッとする一幕も…。何を隠そう、松井は「フラミンゴがあまり好きじゃない」そう。「フォルムも鳴き声も全部が苦手で…」と苦笑しながらも、撮影は完璧にこなした松井。「(フラミンゴと)一緒に画面に映るということはまずないので、貴重な体験でした」と、ドキドキの撮影を振り返っていた。
<松井玲奈 コメント>
――『オトナ高校』の企画内容を聞いたときの感想を教えてください。
大先輩の方々が揃って制服を着られているのはもちろん、オトナ高校に通う理由も斬新! 設定が面白くて、今までに見たことのないドラマだなって感じました。出演が決まったときは、純粋にうれしかったです。「自分はどんな設定のキャラクターなんだろう!?」って、楽しみになりました。
――三浦春馬さん演じる英人とは幼馴染という設定ですが、どう演じようと思いましたか?
遥香は自分が思っていることを何でも、ポンと言えちゃう女の子。オープンなキャラクターというイメージを受けたのですが、同時に“英人が惹かれるような存在”でなければならないと思ったので、そのあたりのバランスを一番に考えながら演じました。実は声を張るシーンもあるんですけど、私はもともとハスキーな声。低い方が響くし、その方が面白いかなと思って、思いっきり絶叫しました! 私の絶叫だけでなく、そこに至るまでの三浦さんのお芝居もすごく面白いので、ぜひ注目していただきたいです。
――三浦さんとは初共演ですが、どんな印象を持たれましたか?
すごく気さくな方だなって感じました。撮影初日から私ともたくさんコミュニケーションを取ってくださいましたし、スタッフさんともたくさんお話をされていたんです。そんな三浦さんの姿勢が現場の温かい空気にもすごく出ているなって思いました。
――今回は動物園でのシーンも撮影しましたが、いかがでしたか?
今回はフラミンゴの前でも撮影したんですけど、実は私、フラミンゴがあまり好きじゃないんです。フォルムも鳴き声も全部が苦手で…(苦笑)。だから、一緒に画面に映るということはまずないので、貴重な体験でした。
――『オトナ高校』はいろんなコンプレックスを抱えたオトナたちが織り成すドラマですが、松井さん自身が克服したいことは何ですか?
物をすぐ落とす癖を克服したいです(笑)。私、何でも落としちゃって、携帯もすぐ割っちゃうんです。普通に持っていても、握力が弱いのか、すぐポンって飛んで行っちゃうんですよ。去年も年の瀬に携帯を割ってしまって、てんやわんやだったので、それだけは本当に気を付けたいなって思います。
――最後に、松井さんが考える『オトナ高校』の見どころを教えてください。
このドラマはキャラクターたちの声をふんだんに使っている作品。実際に口に出していることに、胸に秘めた心情の声がクロスしたときのコントラスト、そこから浮かび上がる表現の豊かさが面白い極上のコメディー作品だと思います。思いっきり笑いたい人に見ていただけたら、嬉しいです!
<第3話あらすじ>
プライドを土足で踏みにじる地獄のオトナ高校生活から脱却したい一心で、エリート童貞・荒川英人(三浦春馬)と、常に二番手止まりの処女・園部真希(黒木メイサ)は共謀。2人で一緒に“卒業条件”である“童貞・処女の卒業”を果たした…と、真っ赤な嘘をついたものの、まんまと見破られた上に、罰として学級委員という名の雑用係に任命されてしまう…。
その矢先、オトナ高校は新たな体験実習を導入。生徒たちに恋人代行サービスのキャストとなって、手つなぎデートした客のハートを掴み、業務終了後の親密交際に持ち込め、というのだ!こんなサービスを頼むような女はどうせ冴えない輩に違いない…とたかをくくりながらも、英人は55歳の童貞部長・権田勘助(高橋克実)、モテモテなのになぜか童貞の川本・カルロス・有(夕輝壽太)とともに、客との待ち合わせ場所へ。ところが、そこに現れたのは爽やかでイイ感じの女子3人!しかも、英人を指名した相手は小学校時代の同級生・中山遥香(松井玲奈)だった!!運命ともいうべき18年ぶりの再会――だが、実はこの遥香、小学校時代はコンパスで英人の背中をつついていた、英人の天敵!カロリー過多で「どすこい君」というあだ名を付けられ、友達もいなかった…という消したい過去をサラリと暴露され、愕然とする英人だが、成長した2人は徐々にいい雰囲気に…?
やがて、英人たちは宿題として、異性を動物園デートに誘い、レポートを書くよう命じられる。権田と川本に焚きつけられた英人は、遥香を誘うことに。ところが、英人が武器とする知性で予期できる範囲など軽~く超えた方向から、猛烈な横やりが次々と入り…!