植田佳奈、劇場版『Fate/stay night [HF]』公開に「役者冥利につきます」

　声優の植田佳奈さんが15日、自身のブログを更新し、劇場版「Fate/stay night [HF]」の公開について思いをつづった。

　同作で遠坂凛役を演じている植田さん。ブログでは「劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]I.presage flower」が公開になりました！ずいぶん長くお待たせしたような、あっという間だったような……。目を閉じたら、あの制作発表会での則ちゃん（間桐桜役を演じる下屋則子さん）の涙ぐんだ声が聞こえてきそうな。何年も前なのに昨日のことのようです」と同作の制作発表会を振り返った。観覧者からの感想も続々と寄せられているようで「ネタバレも多いのでここでは触れませんが、とても嬉しい言葉ばかりで、役者冥利につきます」と喜びをつづった。

　続けて植田さんは「今回の凛は、私の中ではいつもより大人。また最初から聖杯戦争なので、あの頃の気持ちに戻ってはいるのだけど、（ここもネタバレ含むので直接的な単語は控えますが（笑））、雰囲気的にも少し上のイメージで演じています。お話が進むにつれて、凛の表情や、会話の間や、単語の意味が、少しづつ分かってもらえるのではないでしょうか？」とコメント。

　「Fate/stay night」は、2004年1月にTYPE-MOONから発売されたパソコン用ゲームが原作で、今日までにアニメ、コミックス、小説など、多岐にわたる展開を見せている。2014年10月には、ufotableがアニメーション制作を担当した、TVアニメ「Fate/stay night［Unlimited Blade Works］」が放送され、大きな反響を呼んだ。その人気はとどまることなく、とうとう2017年10月14日（土）に、最新作となる劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」が公開された。

　この10年以上の歴史を持つFateシリーズについて「今回初めてstay nightに触れるという方もいると思うのですが、最初のアニメシリーズなら1話、2話。UBWなら、0話、1話、2話を見てから行くとセイバー召喚シーンや、聖杯戦争のあれやこれやを曰くありげな神父が語ってくれますので、分かりやすいと思います（笑）」「さらに、Zeroを補填していくとセイバーと神父の過去も分かって、さらに深い所まで線が絡まっているのを理解できるはず」と、感想と劇場版のポイントをアドバイスした植田さん。

　最後に「劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]I.presage flower」、是非劇場に足を運んでくださいな」と締めくくった。