8月17におこなわれた「第10回日本高校ダンス部選手権」で準優勝した登美ヶ丘高校の“バブリーダンス”が、ネット上で大きな話題に。あわせて、1985年にリリースされた荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」の楽曲にも改めて注目が集まっている。
17日、荻野目は、自身のブログで、最近の心境を告白。「おかげ様でどこに行っても最近、「ダンシング・ヒーロー」の話で声をかけて頂くことが増えています」と報告し、あくまでも登美ヶ丘高校ダンス部がきっかけで注目されていることであり、自身は「調子に乗らないでいなきゃ」と思うものの、「長きにわたって応援してくれるファンの方の気持ちを思うと、嬉しくて仕方がありません」と記す。
一度休業している荻野目は、デビュー30周年を過ぎてからの活動は「恩返し」と位置づけ、「「声を聴きたい」と思ってくれている人に、ちゃんと伝わるように歌おう!と心に決めて」いたという。「そんな風に過ごしていた矢先、平野ノラさんや登美丘高校ダンス部の皆さんの魅力溢れる活動によって波動がどんどんどんどん広がって、リリースから30年後に、再び「ダンシング・ヒーロー」がフューチャーされることに☆」「もう本当に、これは奇跡以外の何でもありません!」と興奮を隠さない。
荻野目は反響を受け、これまでにも登美ヶ丘高校について度々言及してきており、9月19日には、レコチョク歌謡曲部門「ダンシング・ヒーロー」1位になっていることに感謝。改めて楽曲の生い立ちと、関わった人たちへの感謝をつづったうえで、盆踊りやバブリーネタのテーマソング、高校生ダンス部の勝負曲などに選んでもらえてきたことについて、「どのように熱を帯びていったのか、細かいところはわからないですが、ただただ驚いています。こんなに「持っている」曲には、出会いたくてもそうそう出会えるものじゃないと思います。」とコメント。
そして、「何もしてなくても曲が一人歩きしているみたいで、もちろん平野ノラさんや登美丘高校ダンス部の皆さんのパフォーマンスのクオリティが高いからこそ、チェーン・リアクションが起きているので、私にはまるで他人事のようです。」としながらも、「ただ一つ言えるとしたら…この曲には『化ける』要素があるのかな、ということ。」「確実にそれ以前、それ以後のオギノメヨーコに変化をもたらしてくれました。だから、何十年経っても、何かを変えるチャンスをくれる、不思議なパワーを持った楽曲なのかなと思います。たくさんの人を巻き込むチカラがある曲と出会えて、本当に幸せですこの曲を聴いた皆さんがhappyになりますように!!!!」とつづっていた。