めまぐるしく進化しているのはITの世界だけではない。介護の世界も日々進化を遂げていることをご存じだろうか。
キツそう、給料が安そう……などマイナスイメージがつきまといがちな介護の仕事。10月28日(土)夜23時からAbemaTV(アベマTV)で放送する『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』では、番組MCを務めるSHELLYと共に「介護ほどステキなお仕事はない」をテーマに、現役の介護福祉士たちが介護現場の実態と本音を赤裸々に語る。
(モデル・介護福祉士 上条百里奈さん)
番組では、SHELLYが「お給料があんまりで、なかなか人材が集まらないのでは?」とゲストらに切り込んだ内容を質問。モデル業をしながら特別養護老人ホームで介護福祉士をしている上条百里奈さんは「モデル業や講演依頼もあるので、日給制で働いている。例えば、15日働いたとしたら、手取りで16万円ちょっと。日給にしたら、1万円ちょっと」と告白。
(介護福祉士・出口綺子さん)
特別養護老人ホームでフロアリーダーを務めている介護福祉士の出口綺子さんは、お給料について「経験によって給料が変わる。経験にプラスして、役職手当、夜勤手当、残業代もついて、1人で暮らせて趣味も楽しめる程度のお給料」とコメントした。
(シングルマザー芸人で介護福祉士 “ももち”こと柏崎桃子さん)
シングルマザー芸人で介護福祉士の“ももち”こと柏崎桃子さんは「栃木で正社員だったときは、1ヵ月で夜勤4、5回で、21万円前後。ただボーナスが年2回、各30万円あった。中卒で他の業界だと、この給与は貰えないだろうから有り難かった。資格があることで、正社員にもなれて安定したボーナスも出た」と明かした。
柏崎さんは働きながら、まずホームヘルパー2級を取って、その後、国家資格も取得して、徐々にステップアップしていったという。介護業界は、学歴に関係なく、本人のやる気次第で安定した生活を築いていける業界のようだ。
「人手不足は現場にいて感じるか?」というSHELLYの質問に対し、柏崎さんは「2~3年前まで栃木で働いていたが、東京に来て人が足りてないと感じた。だから仕事が終わってから、勤務時間外で、やっと利用者さんと話していた」と明かす。
続けて介護福祉士の出口綺子さんも「私もそう感じる。特別養護老人ホームでは介護度は高いけれど、最低限のことしかできていないのが現状」だという。
その他番組では「日本の介護施設の問題点・改善点」「施設のセクハラ」など、当事者であるゲストたちに直撃取材。番組は10月28日(土)夜23時からAbemaTVのAbemaNewsチャンネルで放送。ぜひお見逃しなく。