10月26日、AbemaTV（アベマTV）にて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱がMCを務める『極楽とんぼKAKERUTV』が放送。「キャバ嬢の夢にカケル 極楽マネーファンド」という企画が開催された。
同企画は夢を持っている女性の夢を聞いて、共感したら夢応援資金をあげようという内容。今回、熱く夢を語るのはキャバクラ嬢で、スペシャルパトロンとして株式会社メディアハーツ社長の三崎優太も登場した。ちなみに三崎社長は夢応援資金をポケットマネーで1億円用意してきた。
「胸をCカップからEカップにしたい」「実家の母親に家を買ってあげたい」「アンチエイジングの研究所を作りたい」などの夢を持つキャバ嬢が登場する中、加藤が興味を持った様子だったのは「キャバクラのオーナーになりたい」という夢を持つ、歌舞伎町「N」ではたらく桜井野の花さん（24）。
野の花さんはキャバクラのオーナーになるために3000万円の支援を受けたいと申し出、それ以上にかかったお金は自分の貯金から出すというやる気を見せた。ちなみに、貯金は1000万円近くはあるそうだ。
加藤が「勝算がないと俺たちがお金を出しても仕方ないんだよ。勝算はありますか？ どういうプランのお店をやるつもりですか」と厳しい質問を投げかけると「私は、女の子が稼げてハッピーなお店にしたいので。女の子たちに売り上げを立ててもらって利益を出していくようなキャバクラをやっていきたい」と野の花さん。しかし加藤は「ぜんぜん具体的じゃない」とバッサリ。「もうちょっとちゃんと営業プラン教えて。女の子たちが喜んだらお客さんそれで楽しめるのかな？」とさらに質問をぶつけた。対する野の花さんは「女の子たちが稼げるお店は、女の子も一生懸命お客さんを楽しませよう、お金を使わせようと思うので、私は大丈夫だと思います」と自身の意見を述べた。
店で働く女の子は、SNSなどで自分を知り、自分のことを好きだと言ってくれる子を集めたいとのこと。これに加藤は「あなたのことを好きだと言って、いい子が集まります？ いい子をちゃんと持ってこないとダメでしょ」と意見。「あなたのことをいいと思って集まる女の子なんて、あなたが小池百合子みたいになってしまいますよ。わかります？ わ～っていなくなりますよ。あなたに魅力がなくなったら」と、今回の衆院選で支持率急落した小池百合子氏を例に出し、厳しい意見を述べた。
続けて、野の花さんが店のイメージを具体的に説明。新宿歌舞伎町で60～70坪。月の家賃が200万円を想定しているそうだ。加藤が「ドンペリ1本いくら取ります？」と尋ねると「うちは8万円です」と野の花さん。これに対し加藤は「たかっ！！」とこれまでにないほどの大きな声をあげ、驚きの表情を示した。さらに「吉四六1本いくらです？」に聞くと「1万2000円です」と野の花さん。加藤はさらに驚き「たか！たか！」と2回も連発。また、ビールは2本からで1セット4000円とのことで、加藤は「バカなこと言ってんじゃないよ。なんでビールに4000円も払わなきゃいけないんだよ」と怒りの声をあげた。また、乾きものが1000円という事実には、加藤は「バカ言ってるんじゃないよ！」とあきれた様子だった。
結局、野の花さんは、3000万円を得ることはできなかったが、加藤には、野の花さんに素質があるように見えたようだ。最終的には「ママがちょっとブスな方がいいの。ママがキレイすぎる店は流行らないから。僕がいじったみたいにバンバンいじられて、流行っている店が多い。こういうママだとうまいこと回せると思う。ママに向いていると思う」と絶賛した。
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