10月27日にAbemaTV(アベマTV)で放送された『芸能義塾大学』では『アイドル生き残り術』と題して、アイドルを見続けて32年、アイドルイベントでMCも務めるお笑い芸人・土田晃之が講師として登場。生徒として登場したアイドルは以下の7人。志村理佳(SUPER☆GiRLS)、宮崎理奈(SUPER☆GiRLS)、村田寛奈(9nine)、西脇彩華(9nine)、末永真唯(X21)、籠谷さくら(X21)、吉川友。

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 土田はいきなり「僕はアイドル好(ず)きではない」としたうえで、アイドルを見ている理由も仕事をしているからだと説明。ただし「アイドルと仕事をしていて“思うこと”は多々ある」と多少厳しめのニュアンスを漂わせた。西脇が「愛をもって教えていただけると思っていたのに!」と言うと「それはオタクの事務所の伝え方が悪いだけ」と切り返された。

 そして、話は「アイドル25歳限界説」について。宮崎が「私、まだ23歳なんです」と言うと土田は「もう23です」と言い放ったうえで「ファンは一生ついてこない! 限界は25歳まで」という格言を述べた。そして「アイドルファンは基本的にはロリコンです」と断定すると生徒からは「ひどい!」の声があがった。だが、土田はその根拠をこう語る。

「40になってアイドルユニット組んでいる人言えます? AKBを見ていても、個人名分かる人は卒業しているでしょ? モーニング娘。のお姉さん、僕が知っているメンバー一人もいないですよ。アイドルファンって若い子好きじゃん。25歳までをアイドルと考えたら、その後ミュージシャンかもしれないし女優かもしれない。あくまでも“アイドル”というくくりだと25歳が限界ってことです。あと、25歳を過ぎるとセクシーになってくるんです。僕は今日、残り60年どうするのって話をしにきた。今のアイドルの状態。それは知らない。あなたたちのこれからの芸能生活を考えようよ、ということです」

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 そして、「良い時だけの芸能界」という言葉も紹介した。この意図は、芸能人は商品であり、番組に呼ばれるのは高視聴率が期待され、CMキャラになるのはその商品が売れることが期待されるから、ということ。土田が「商品価値があれば売れ続けるが、それがなくなったらどうなるか?」と振ると生徒からは「廃棄処分」と言い、土田もその表現に苦笑いしつつも同意していた。

 さらには「アイドルは綾波レイと同じ」という言葉も紹介されたが、これは「エヴァンゲリオン」に登場するキャラ・綾波レイの「私が死んでも代わりはいるもの」という発言を意図している。

「おっかない世界で我々は生きていることを自覚してください。夢と希望だけでは芸能界やっていけないよ! 短命で終わったらもったいない。入るのが夢ではなく、売れることが夢。つまり、売れ続ければいいのです」

(c)AbemaTV

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