
10月28日、AbemaTV(アベマTV)にて『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』(毎週土曜よる10時~)が放送され、AV監督の村西とおるが特別講師として登場。
来春の青山学院大学合格を目指し受験勉強中のロンドンブーツ1号2号・田村淳に、どん底から這い上がるメンタリティを説いた。

アダルトビデオ業界に数々の革命をもたらし、AVブームを巻き起こした立役者として知られる村西。最盛期の年商は100億円に達したが、その栄光は長く続かず、度重なる事業の失敗により50億の負債を抱えることに。だが、その後約20年の歳月をかけて、借金を完済した不屈の精神の持ち主だ。
村西は28日放送回に、上半身はスーツ、下半身は白のブリーフ1枚という“正装”で出演。登場するや否や「青学、ナイスですね」とお馴染みの名言を交えて、田村にエールを送った。
借金返済の具体的な方法を問われると、「毎年750タイトルのセクシービデオを作ってアメリカに輸出し、利益を上げることでようやく」と説明。さらに「多い時は1日に25人のレディといたしまして。毎回は出さずに我慢をして、1番最後の時に出すんですけど、2日間で50人。終わった時には、血管が破れて血尿が飛び散りましたよ」と、命がけの撮影を告白した。続けて「10時間勃ちっぱなしだった」と当時の状況を明かすと、田村は「10時間勃ちっぱなし、すごいな」と驚きの表情。
このように、村西が死にもの狂いで作品を作り続けた背景には、保証人に迷惑をかけられないという強い思いがあったという。「私がとんずらしてしまったら、子どもも奥さんもいる保証人の彼が路頭に迷い、生きる死ぬの話になってしまうかもしれない。それで私は一生懸命頑張った」と村西。
そして田村に「どうしても不可能を可能にするならば、私の状況と同じように、何としてもやり遂げないと命が危ない人間が出てくるという状況を作るべき」と提案。「例えば、もし青学に合格できなかったら、愛しい人が私のところへ2泊3日で泊まりに来て、夜間授業を受けなきゃいけないという状況を想定してください」と語りかけた。

すると田村は「絶対嫌です!」と絶叫。さらに村西が「お散歩気分で富士山に登った人は1人もいません。やるんだったら、命がけなんです。冗談気分でやっちゃいけないんですよ」と力説すると、田村はしみじみと頷き、番組最後には「胸に響きました」と感銘を受けた様子で村西の講義を振り返っていた。
(c)AbemaTV
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