5日、小説家の湊かなえが稲垣吾郎の“もしもの結婚式”でお祝いの言葉をおくった。
「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」内で行われた、稲垣自らが街中で見つけたお相手と“もしもの結婚式”を挙げるこの企画。湊と稲垣は、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)での共演や湊原作の映画『少女』への出演で親交がある。
稲垣の印象について、「4年前にゴロウ・デラックスに呼んでいただいて、本当に王子様のよう人だなと思った。永遠の王子様としてスマートに生きていかれるんじゃないかなと思っていた」と話す湊。
しかし、映画『少女』でそのイメージが変わったといい、「頼りない父親の役をすぐに受けて下さった。じゃあどのように父親を演じるんだろうとドキドキしていたんですけど、ロケ見学に行かせて頂いたらもう『お父さんだ』って。初めてお会いした時はクールな感じが漂っていたのに、温かさをまとった吾郎さんだった。子役も本当のお父さんのように思うだろうなという雰囲気を感じることができました。役ではなくリアルな父親の吾郎さんにお会いしたいです」と願望を語った。
さらに、結婚して18年経つという湊。「(結婚生活は)情でうまくいっている感じです。(愛を)ずっと積み重ねて結婚するのも素敵ですが、積み重ねた高いところから下降すると落差を感じて寂しくなる時があると思う。積み重ねが小さければ、平行して愛が変わってないよねとうまくいくこともある。“もしも”とありますが、“もしも”が本当になることが世の中一番楽しいことなんじゃないかなと思います。みなさんを幸せな気持ちに巻き込んでいってください」と“もしもの結婚式”を挙げた2人へアドバイスを贈った。