世界最大の歴史エンターテインメント専門チャンネル「ヒストリーチャンネルTM 日本・世界の歴史&エンタメ」(以下ヒストリーチャンネル)にて、アメリカで話題の「アメリカン・リッパー 猟奇連続殺人の真相」の放送が開始されることが決定した。11月24日(金)に、第一話の特別プレミア放送を行う。
本作は、19世紀のイギリスに実在した殺人鬼“切り裂きジャック”とアメリカ史上初の連続殺人鬼“ドクター・H・H・ホームズ”が「同一人物だったのではないか。」という仮説の真相に現代科学を駆使し、迫っていく番組。
カルフォルニア在住の弁護士ジェフ・マジェットは、40歳にして高祖父であるハーマン・H・H・マジェット、別名“ドクター・H・H・ホームズ”が、アメリカ史上初の連続殺人鬼であったという、恐ろしい秘密を知り驚愕する。
その後、ジェフは取り憑かれたようにリサーチを開始、殺人の裏に隠された手掛かりや歴史的事実を辿っていく。その手助けとして、元CIA捜査官アマリリス・フォックスが加わり、現代の操作技術を駆使し、真相に迫っていく。H・H・ホームズとは、19世紀末のアメリカで彼が設計した“殺人のホテル”を利用し、大勢の命を奪った連続殺人鬼だ。
宿泊すると二度と帰ることができないと言われるこのホテルには、ホームズによる殺人のための様々な工夫が隠されていた。
まず、廊下は行き止まりが多く人を迷わせる設計となっており、石綿を詰めた壁は、叫び声を消す。人を閉じ込めて殺す鋼鉄の貯蔵庫も設備され、客室と見せかけた部屋には、配管から毒ガスを送り込んだ。遺体はシュートから地下室へ投げ込み、生石灰の穴に入れ、骨になるのを待つ。残った肉片は解剖台で剥ぎ、証拠となる物は全て、高温の炉で焼却する。こうした綿密な仕組みにより、ホームズは、邪悪な行為を“殺人ホテル”で遂行し続けた。
一方、時を同じくしてロンドンの路上にも別の殺人犯が出没していた。その殺人鬼こそが、かの有名な"切り裂きジャック“である。125年以上たった今でも真犯人は謎のままであるこの事件の犯人をジェフ・マジェットは、ホームズがイギリスに渡り犯した事件と仮説を立て、2人の猟奇殺人鬼を結びつけていく。イギリスとアメリカを舞台に、H・H・ホームズと彼のターゲットとなった1000人以上のゾッとするストーリーをドキュメンタリー形式の再現映像で紐解いていく様は必見である。
さらに、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが、6度目のタッグを組む新作映画「The Devil in the White City(原題)」でもディカプリオが、H・H・ホームズを演じることが決定しているなど、今後注目を集めること間違い無しのこの事件の真相をヒストリーチャンネルで先取りチェックしよう。尚、本番組の本放送は12月8日午後9時スタート予定となっている。