11月28日(火)、東京の人気結婚式場「アーフェリーク白金」にて映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(12月16日全国ロードショー)の公開直前イベントがおこなわれた。イベントでは、同作のW主演を務めた佐藤健・土屋太鳳がタキシード・ウエディングドレス姿でバージンロードを歩いて登場した。
イベントには今後結婚したいという思いを抱えた「プレ花嫁」も参列。プレ花嫁からの質問コーナーでは、2人に結婚にまつわる質問が殺到した。
「映画に出演されて、実際に結婚をしたくなりましたか?」という質問に対し、佐藤は「もちろん、元々したいうと気持ちがあったが、実際に(同作のモデルとなった)尚志さん・麻衣さんご夫婦にお会いして、より憧れが強くなりました」と回答。土屋も「いつかは結婚に挑戦できたらいいなと思います!前向きに挑戦していきたいと思います!」と元気にコメントした。
プレ花嫁からは結婚時期についての質問も。土屋は「出会いがあればその時に挑戦したいと思います!!」。佐藤は「いつでもいいんですけど、30代後半までに少なくともしたい。早い分にはいつもでいいです。マックスリミットは10年以内」と、またしても結婚に前向きな回答をし、会場を沸かせた。
しかし、「理想のプロポーズのシチュエーションを教えてください」と聞かれると、佐藤は「プロポーズに理想を持つのは女性なんじゃないですか(苦笑)。男はできるならやりたくないと思っているはず」と素直なコメント。男性が多い報道陣から共感の声がこぼれると、「やっぱり気の重くなるイベントの一つだと思いますね。もし自分がやるんだったらかなりさりげなくしかできないと思います(笑)」と語った。
この“男の本音”を受け、土屋は「(佐藤は)とても紳士な方なので、健先輩にプロポーズしてもらえる方は幸せだと思います」とフォロー。自身の理想のプロポーズについては「その方による気がします。相手の人のパーソナリティーにあったもの。相手の方が一生懸命考えてくれたもの、一生懸命伝えようとしてくれたということが嬉しいです。35億分の1に出会いたいですね!!ね!健先輩!」と流行中のブルゾンちえみのギャグにかけて語り、会場の笑いを誘った。
なお、2人の理想の結婚相手像は「結婚するということでマストになってくるのは家事をしっかりしてくれる人。自分がそういった家事とか片付けができるタイプではないので」(佐藤)、「思いやりのある方。あと、私自身が知識が豊富な方が好きなので、いろいろなことを話してくれる方がいいなと思います。教えてくれたり、話したら一緒に考えてくれたり。のんびりできる方がいいなと思います」(土屋)とのことだった。
ストーリー
結婚を約束した一組のカップル、尚志と麻衣。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3ヶ月前、突然の病気が麻衣を襲う。一時は心肺停止、その後も⻑い昏睡状態に。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もう他にいい人を見つけたら」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、その後、麻衣は徐々に意識を取り戻すが、そこへ更なる試練が降りかかる。麻衣は、記憶障害により尚志の記憶を失っていたのだった。大きなショックを受けながらも、来る日も来る日も麻衣のもとへ通い続ける尚志。そして、8年の年月が経った頃、ついに2人に奇跡が訪れる――。
写真:オカダマコト
テキスト:堤茜子