
声優や歌手、ミュージカルなどで活躍中の平野綾さんが、12月13日に放送された『2017FNS歌謡祭』(フジテレビ系)第2夜に出演。NMB48・山本彩さんと、乃木坂46・松村沙友理さんの3人でアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』より、エンディング主題歌『ハレ晴レユカイ』を歌った。
平野綾さんは、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で主人公・涼宮ハルヒ役を務めており、翌14日に自身のブログを更新。「見てくださった方、ありがとうございました!」と放送を見てくれたファンにお礼をつづった。続けて「山本さんと松村さん、昔ハルヒを見てくださっていたらしく、お話していて好きって気持ちを一生懸命伝えてくれるのが本当に可愛くて……」と、アニメの放送を見てくれていた山本さんと松村さんにメッセージ。
平野さんのTwitterにファンからは「お疲れさまでした!一番自分がアニメを見ていた時期、アニサマで叫んでた時期を思い出して熱くなりました(笑)」「綾ちゃんの笑顔とキレッキレなダンスを見てると、本当に楽しそうなのが伝わってきて、私も楽しかったです!」「最高にキレキレでした!Twitter検索で『平野綾』と入れると『キレキレ』の予測変換が出るくらいみんな同じ気持ちだったようですよ!!」などの反響が寄せられている。
山本さんは槇原敬之さんの曲『HungrySpider』を槇原さん、miwaさん、鷲尾伶菜さん(E-girls)らと歌う場面もあり、松村さんが所属する乃木坂46は、アニメ『ポケットモンスター』より松本梨香さんが歌う『めざせポケモンマスター-20thAnniversary-』を松本さん本人と歌ったり、山崎育三郎さんが歌う『Congratulations』を山崎さんとコラボしたりなど、大忙しだった本番。しかし、山本さんも松村さんも披露した『ハレ晴レユカイ』のダンスは完璧で、平野さんはブログで「FNSの中で他にもコラボやご自身の楽曲など、たくさん覚えなきゃいけないことがあったはずなのに、ハレ晴レユカイの振りを完璧にマスターしてくれていて、とっても作品愛を感じました!」と2人を絶賛した。
松村さんも放送終了後、自身の755を更新。「大好きなみくるちゃんパートを担当しました!原作のライトノベルからハマりアニメもリアルタイムでみてハレ晴レユカイと恋のミクル伝説を匿名で中学校のリクエスト放送に持って行っていたあの頃。平野綾さんの後ろで歌って踊ってる未来があるなんて一ミリも考えていませんでした」と、感動を告白した。
松村さんは「乃木坂46に入ったばかりの6年前もなんの取り柄もなくただアニメを観るのが好きしかなかった私が自分をアピールするために選んでいたのもハレ晴レユカイでした。私の人生の大半にハルヒがいて自分で勝手にダンス練習してたのに今日、こんなに凄いことが起こりました。未来人として中学生の自分に『生きていたら良いことあるよ(ハート)』ってこそっと伝えに行かなきゃ、、、」と、自身をアピールするために『ハレ晴レユカイ』のダンスを以前から練習していたという。初めて会った平野綾さんについて「それにしても平野綾さんは0から10までずーっと素晴らしくてずーっと良い人でした、、、」と振り返った。
学生時代に友達と踊ってた曲を
— 山本彩 (@SayakaNeon) December 13, 2017
こうしてご本人様と歌わせて頂けるとは
思っていませんでした?
めっちゃくちゃ緊張しましたが!!
楽しかったです(´;ω;`)#ハレ晴レユカイ#FNS歌謡祭 pic.twitter.com/sW6573beLR
でも、同じくらいキョンver.も好きで聴いてました...
— 山本彩 (@SayakaNeon) December 13, 2017
いつの間にか巻き込まれ妄想が~はびこる♪#ハレ晴レユカイ
山本さんも自身のTwitterを更新し、「学生時代に友達と踊ってた曲をこうしてご本人様と歌わせて頂けるとは思っていませんでした」と思いを告白。「めっちゃくちゃ緊張しましたが!!楽しかったです」と感想をつづった。その後に投稿したツイートでも「でも、同じくらいキョンver.も好きで聴いてました...いつの間にか巻き込まれ妄想が~はびこる♪」と、声優・杉田智和さんがキョン役を務める“キョンバージョン”の『ハレ晴レユカイ』も聴き込んでいたという。
平野さんは今回の『2017FNS歌謡祭』が、初めての生放送出演であり、ブログで「実は私、歌番組の生放送に出演するの、今回が初めてだったんです!! だから実はめちゃくちゃ緊張していて……」と、心の中ではかなり緊張していたことを告白。「初めて生放送で披露する楽曲がハルヒ楽曲というのも、とても縁を感じました。心強かった!」と、初の生放送が『涼宮ハルヒの憂鬱』の楽曲だったことについて、縁と心強さをつづった。

『2017FNS歌謡祭』の出演が決まったとき、平野さんは「SOS団」である、茅原実里さん(長門有希役)、後藤邑子さん(朝比奈みくる役)の2人に連絡したことを報告。「『ハルヒをもっと知ってもらえるように頑張ってきます』と伝えたら、『私たちの分まで思いっきりやってきて!!』と言ってくださいました」と、ブログでやりとりを明かした。続けて「今日のパフォーマンスは、3人がフュージョンして踊っていると思ってやりました」「大好きなふたりが応援してくれてるのがさらに心強くて頑張れました!!」と、茅原さん、後藤さんの応援があったからこそ、頑張れたことをつづった。

ブログの最後には「FNSを見て興味を持ってくださった方がいたら、是非アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』を見てみてください!」と紹介。「スタジオにいたオーディエンスの方々が、パフォーマンスが終わってハケる時に、『サイコーでした!!』と声を掛けてくださったのが本当に嬉しくて……実はスタジオの隅で泣きそうでした」と放送には映らなかった裏話をつづった。「録画していたOAを後から見て、♪ハレ晴レのカメラワークがアニメと一緒だったことにすごく感動しました!スタッフさんの愛も感じた」とカメラワークにも言及。「昔からよく知っていて久しぶりにお会いする方も多くて!すごく素敵な現場でした」とコメントし、今回のことで力を貸してくれた人たちに感謝をつづった。
「次は今の活動のフィールドであるミュージカルチームに入って歌いたいです!今回出演が決まったのがギリギリだったため、次こそは是非」と現在の活動であるミュージカルについて「アニメの方にも今私が歌っているミュージカル楽曲を聴いていただきたいし、それは逆も然り」と今後の活動についても思いをつづった平野さん。「これからも私にしかできないことを全力で取り組んでいきたいと思います」と決意を新たにした。