NHK受信料の支払い契約を強制されることについて、最高裁判所が「憲法に違反するものではない」と初めての判断を下した。
14日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』で、橋下徹氏がNHKをめぐる問題に言及した。
大阪府知事に就任した際、NHKと"大喧嘩した"と話す橋下氏。大阪放送局の番組の出演を依頼されるも、公務があったため遅れての出演となることを事前に確認していたにもかかわらず、番組で遅れたことを度々指摘されたという。「大変なところすみませんという風に誰も言わず、"なんだ遅れて来やがって"みたいな視線を感じた。最初からこの時間しか来れないと言っただろと。東京から大阪までご飯も食べずに行ったのに。二度と行くかバカヤロー!」と、NHK会長からのお詫びがあるまで、知事としての出演や取材を受けなかったと明かした。
「一言、"お疲れ様でした"ぐらいあっていいだろうと。民放だったら"おはようございます""ありがとうございます"がある。親方日の丸だなと思った」と橋下氏。
それでも受信料については「ちゃんと払ってた(笑)」と言い、「僕は強制的に払わせるべきだと思うが、全員がお金を払ってまでやるべき放送内容なのかという疑問もある。例えば東京裁判のドラマはものすごく勉強になったし、すごいなと思った。6000円払ってでも僕はペイパービューで見ると思った。でも、そんな番組にお金かけなくてもいいという視聴者もいる。全員が納得する不可能だと思う」と指摘。「国会中継、災害、ニュースはNHKじゃないとできないところもあるので、ちゃんと国民がお金を負担して維持すべきだと思うが、それ以外の部分は広告収入でやるのか、そうでないんだったら見たい人からお金を取るというのが本来の姿ではないだろうか」と訴えた。(AbemaTV/『橋下徹の即リプ!』より)