女優の神田沙也加が25日、自身のアメブロを更新。ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の主役イライザ・ドゥーリトルに決定したことを報告し、喜びをつづった。
同作は、ロンドンの下町の花売り娘イライザが、言語学者の特訓を受け、貴婦人に変貌を遂げるストーリー。日本では女優の大地真央が、1990年から約20年間主演を務めたことで知られる。
神田は「このお話をいただいたのは「キューティ・ブロンド」のお稽古の最中で、マネさんのショートメールを開いた瞬間、悲鳴を上げて泣き崩れる、というプチ事件を起こしてしまいました」と吉報の瞬間を回想。
「わたしはこれまで「いつかやりたい役は?」という質問に、「マイフェアのイライザ」と答え続けて来ました」と念願の出演だったことを明かした神田。「後にも先にも唯一無二の憧れの女優の先輩」という大地の「マイ・フェア・レディ」を何度も観劇しセリフも覚えるほどだったが、当時は「口が裂けても同じ役をやりたいなんて言えなかったです」と振り返った。
しかし、ディズニー映画『アナと雪の女王』で王女アナの声優を演じて以降、「たくさんの憧れが形になって、今なら言葉に出来るかもしれない、と自分の気持ちに再確認した夢が、イライザ・ドゥーリトルだったんです。そこからインタビューでこの質問をされるたびに、恐れ多くもそう答えてきて、今回、東宝さんがお話をくださりこの奇跡が起こりました」と喜びをつづった。
続けて「いまのわたしでは足りない部分がたくさんあると思います。でもお稽古から大千秋楽まで、努力をやめないと決めました。この伝統に食らい付き、東宝さんが信じてくださったぶん、立ち向かっていきたいと思います」と熱く意気込んでいる。