12月25日、東京・新宿ピカデリーにて『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の大ヒット舞台挨拶が行われた。登壇したのはW主演を務める佐藤健と土屋太鳳。
YouTubeに投稿された動画がきっかけで話題を呼び、『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』のタイトルで書籍化された、岡山県に住むカップルの実話を映画化した同作。結婚式の直前に病に倒れ、意識不明になった花嫁・麻衣役を土屋が、回復を信じ8年間待ち続けた新郎・尚志役を佐藤が演じている。
一番印象に残っているシーンについて聞かれると、土屋は「最初のアーケードのシーンは出会いのシーンなんですけど、すごく難しくて。あそこで2人が恋をするというのを見ていると感じてもらわないといけないし、ギリギリまで新幹線の中で(佐藤と)メールで相談して方向性を決めました」と回答。新幹線内では具体的なセリフを決めたといい、佐藤は「このセリフどう思う?って土屋さんから来て、相談しました」と振り返った。
さらに、このシーンの撮影について「(酔っ払っているという設定だったので)日本酒を買って、匂いを嗅いで演じました(笑)。かおりだけで酔っ払った気持ちになって」と土屋は告白。佐藤は「俺なら飲むけどな(笑)」とツッコんでいた。
テキスト:堤茜子
写真:オカダマコト