12月26日、AbemaTVオリジナル恋愛リアリティショー『恋する♥週末ホームステイ』第10話“告白スペシャル”が放送された。
これは、「東京の女子高生2人と途中参加の女子高生1名が北海道の男子高生3人の元へ週末ホームステイ」&「東京の男子高生2人と途中参加の男子高生1名が大阪の女子高生3人の元へ週末ホームステイ」という、現役高校生男女2つのグループの恋愛模様を追ったリアリティショー。高校生たちが会えるのはそれぞれの週末の2日間、合計6日間だけ。タイムリミットは東京行きの最終便。3週間のホームステイで彼らは恋に落ちるのか?ピュア恋見届け人はゆいP(おかずクラブ)、工藤大輝(Da-iCE)だ。
北海道男子とホームステイする東京女子は、井上ありさ(ニックネームは「ありさ」、以下同。惚れやすい下町育ちのクォーター)と、高澤凪(「なぎ」、夢はお嫁さん!超一途なギャル系女子)に加え、後から合流した増田南美(「みなみん」、黒髪が清楚な高校3年生)。迎える北海道男子は岡田祥詠(「しょうえい」、年上に憧れるムードメーカー)、澤村悠希 (「さわ」、恋愛苦手体質の高身長イケメン)、こーたこと鈴木絋拓 (「こーた」、失恋傷心中なう!恋多き料理男子)。
これまで、ありさを巡ってしょうえいとこーたがバチバチの三角関係!一方で、年上で大人なこーたに惹かれているなぎ。さわの心はみなみんに向いているが、まだ自分の気持ちをはかりかねているみなみん。そんなみなみんが最終日に起こした行動で、男子たちの恋模様が大きく動くことに。
第10話は6日間の恋ステ最終回、告白は北海道男子から。しょうえいの想いをありさは受け止めるのか、そして揺れるこーたはありさ狙いで突っ走るのか。みなみんが現れて以来、不器用ながら一途に突っ走ってきたさわの恋の行方は…。ゆいPと工藤が思わず涙した結末とは!?
最終日はペアに分かれてものづくり体験 ありさ&しょうえいは確定か?
最終日は、北海道でものづくり体験。ペアでオルゴール、ガラス、香水のなかから一つ体験することになり、全員の目の前で堂々とありさの手をとるしょうえい。もはや公然のカップルだ。そんな二人に、もはや誰もツッコミを入れることすらせず、自然となぎとこーたがペアになって香水、さわとみなみんがオルゴール工房に向かった。
ガラス工房ではありさはグラス、しょうえいは小さな花瓶を制作。なぎとこーたは、“お互いにつけていてほしい”と思う香水をチョイス。なぎとこーたは、古着屋でも互いのイメージに合う古着を選び合いしていた。その他にもソフトクリームを食べ、カヤックに乗り、自撮り2ショットをとり…実は、一番多くの時間を過ごしている二人なのだ。
なぎセレクトの香水をもらったこーたは「俺 好きかも」と気に入った様子。なぎは「つけたことない」と言いながらも、「いいにおい…これからつける」と満足げだ。
そして、みなみんを想って作曲してきたほどのさわ。オルゴールにするための曲をまず選び、続いてそれを装飾するアクセサリー選び。オルゴールを作る手を動かしながら、みなみんはさわの彼女観につっこむ。「彼女の前だとどうなる? 条件は?」(みなみん)。これにさわは、「甘えたい (条件は)優しいだけでいい」。「浮気されたら?」という問いには、「怒んないと思う」と答えたさわ、みなみんはこの回答に何を思ったのか…。
そんな会話をしながらさわは、自分は工作が苦手だといいながらもうさぎと犬を配置し、ほのぼのした空気をつくりあげ、みなみんも「すごい! タイプ」と絶賛。みなみんはサンタとプレゼント、クリスマスイメージだ。
「こーたくん借りてもいい?」みなみんが動く!
なぎとこーたがいるところに出会ったさわとみなみん。するとみなみんが「ちょっとさ、こーたくん借りてもいい? まだ(ちゃんと)一回も喋ってないから」と、最後の行動に出た。さわは「一瞬ならいいよ」と不安げだ。
実は高3同士ということで、みなみんはこーたを最初から気にしていた。同い年は話しやすいというみなみん。こーたと一緒にソフトクリームを食べ、自身の恋愛観について「年齢よりも本人の性格かなと思ってる」と言うが、自分でも「といいつつ、大人っぽい人のほうがいいのかな、と。(それは)今回(の恋ステで)気がついたかもしれない」と、さわと一緒にいることで感じたこと、こーたと一緒にいることで気がついたことがそれぞれあった様子。
そんなとき、しょうえいはありさに最後のアピールをしていた。「曲を作ってきたからきいてほしいです」と、ギターを持ち出し、〈君といた時間は特別だったんだ〉〈言いたいことはたくさんあるけれど 全部は言えないから 一つだけ言うよ これからも君の隣にいさせて ずっと笑ってたいから〉と、つぶやくように歌った。歌い終わり、「ごめんね めっちゃ下手くそで (でも)気持ち伝わったらいいかな」と照れ笑いをするしょうえいに、ありさは「伝わった」とうなずく。心なしか涙目だった。
ついに告白!まさかの結果にゆいP&工藤は…
トップバッターは、ありさ。そこにやってきたのはやはりしょうえいだ。バトルを繰り広げていたこーたの姿はない。そして、「週末しか会えなかったけど、こんなに人に会いたいって思ったのは初めてです。」と言うしょうえい、そして真っ直ぐにしょうえいの目を見つめて話を聞くありさ。
「大好きです。付き合ってください。」と手を出したしょうえい、これまでにしょうえいとの仲良しっぷりが誰の目にも明らかだっただけに、ありさも受け入れると思われた。だが、ありさは…。「気が合うなって思っていたけど、今日一日(改めて)恋人としてしょうえいのことを見れるかって思ったら、ぜんぜんみれなくて…ごめんなさい」
これには、ゆいPも「え? うっわ!!!?波乱だあー!ひえええ」と絶叫。あまりの衝撃的な展開に工藤も「マジか…」とポツリ。しょうえいは「悔しいです」と唇を噛みしめるが、一途に思い続けられたことには後悔はないともキッパリ。自分が自分に正直でいられた、そのことが、しょうえいをさらに大きく、強くしていくのだろう。
続いてみなみん。そこには、さわと、まさかのこーたが来た。ゆいPが悲鳴をあげ、工藤はまたしても「ウソでしょ マジか!」とビックリ。さわが「みなみんと話をして楽しかったし、嬉しかった。みなみんの優しさを好きになった」と告白した後、こーたが「ぶっちゃけ、ビックリしたよね」と話し始めた。
「いろんな女子と話しすなかで、みなみとは全然話さなかった。でも最後になって話をしてみて、めちゃくちゃ話しやすかった。アイスクリームでお互い“あーん”しあったじゃん、それがもう 好きになっちゃった」(こーた)
二人の気持ちを聞いたみなみんは、まずさわに、途中参加であることの不安をかかえるなか話しかけてくれたのは嬉しかったと伝え、「(さわとの時間は)いちばん思い出に残ってる。でも私には、ちょっと優しすぎた。すごい優しくて、恋人としてっていうよりかは、優しすぎちゃって…最高の友達って感じなんだよね。そこは申し訳ないし、ごめんなさい。でも本当にありがとう。心から思ってます。ありがとう。」と感謝を述べるも、浮気さえ許してしまうさわの優しさに、ちょっぴり不安もあったことを吐露。
こーたには、「ビックリしすぎてなんていったかわからない」と言いながら、「同い年じゃなくても、こーたくんだから話しやすかったのかな。私はこーたくんのこと好きなんじゃないかなって思います。だから、良かったらよろしくお願いします」と笑顔をみせた。
まさかの展開、誰が予想しただろうか。さわは「きついっすね」と、思わず涙が流れた。「今日の少し(の時間)だけで、気持ちってすぐ変わっちゃうんだな…。もう家に帰りたい」と切ない気持ちを絞り出した。ピュアなさわの姿に、工藤は「心の整理がつかないんで、俺 北海道行っていいですか?とりあえず」と居ても立ってもいられない様子。ゆいPは「さわの涙って綺麗だね。本当に心があらわれました」としみじみ。
そして、ありさがしょうえいとこーたと仲良くする間、なぎと一生懸命話すようになったり、みなみんには一途な気持ちを隠さなかったりするなど、6日間を通してもっとも成長がみられたさわに「さわ、あいつがMVPだし、いろんないいところみせてくれた」と惜しみない称賛を送った。
なお、「恋ステ」は2018年2月、新シーズンがスタートする。
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