毎週月曜日よる11時から放送中のAbemaTV(アベマTV)『今日、好きになりました』（通称『今日好き』）シーズン3がスタート。25日は放送時間を2時間に拡大し、クリスマス告白スペシャルが放送された。
『今日、好き』とは、彼氏・彼女のいない現役高校生たちが一泊二日という限られた時間の中で本当の恋を見つけられるかを追った青春純愛リアリティショー。男子3人、女子5人というメンバーで、“告白する権利があるのは女子のみ”というルールだ。恋愛見届人は、こんどうようぢ、古川優香、Niki。
（左上からまりりん、りったろ、るか、ツッキー、ゆめ）
シーズン3メンバーは、女子がシーズン2にも参加した田中夢（たなか・ゆめ／ニックネームは「ゆめ」）のほか、杉本愛莉鈴（すぎもと・まりり／まりりん）、久保瑠佳（くぼ・るか／るか）、仲本莉絵瑠（なかもと・りえる／りったろ）、田村月光（たむら・つきひ／ツッキー）。
（左下からにしムー、レイ、こた）
男子は太鼓の達人が趣味でノリが良い西村匠（にしむら・たくみ／にしムー）、京都出身の鍵山浩太（かぎやま・こうた／こた）、絵を描くこととフットサルが趣味だというLei（レイ／レイ）。
第一印象で気になる人としてにしムーの名を挙げたのは、ツッキー、ゆめ、るか。りったろが気になっているのはこただが、こたは第一印象からゆめ一筋。そして好かれたいあまりに、こたの恋をサポートしてしまう、健気なりったろ…。
一方で、絵が好きだというるかを追いかけるレイ。にしムーに想いを寄せながらも、こたからのアプローチに揺れるゆめ。恋に不器用なまりりん、りったろも最後の勝負に出る。8人の恋が加速し、ついに、告白。恋の奇跡は誰に舞い降りるのか？
観覧車デート、レイの優しさが裏返しに…
舞台はイルミネーションきらめく遊園地。女子との2ショットをかけて男子がゲームで対決し、勝ったのは、レイ。第一印象からずっとるかを想うレイは、迷わずるかを指名。原宿デートで自分を選んでくれたるかが連れられていく様子を、にしムーは複雑な思いで見送るしかなく…。
レイとるか、2人が向かったのは観覧車。緊張気味で、思わず「寒い」と震えたるかに、レイはそっと自分の上着をかけてあげたが、これがるかにとっては逆効果だったことが後に判明する。頂上で2ショット写真を撮るなど2人の時間を過ごし、終わりに近づいたところで、レイは「せっかくだからもう1周しよう」まさかの提案。そのままもう1周し、観覧車デートを終えたるかだったが、自分の気持ちの変化について聞かれると「結論からいうと、変わらなかったです」とキッパリ。「最初からずっとにしムー。レイ君は、キュンってするより、（上着をかけたりするところが）女の子に慣れてるのかなって思っちゃう。怖くなっちゃう…」と振り返る。
リンクの上で縮まる距離
その頃、残りの6人はアイススケートではしゃいでいた。スケートが苦手なにしムーは大騒ぎ。そんなにしムーの隣で手を貸すツッキー、リンクの上で自然と距離を縮めていくこたとゆめ。こたに、自分のことを意識していると伝えられてから、ゆめもこたを意識するようになっているのだ。
にしムーにそっと寄り添うツッキーには笑顔が溢れ、観覧車から戻ってきたるかは焦りを隠せない。6人が、すっかりレイと自分が出来上がっているかのように思っていることに勘づきながら、「そうじゃないんだよって」と漏らす。
にしムーとるか、“両想い”を確認するが…
宿泊場所へ移動した後、男子が気になる女子をひとり連れ出すことに。レイが指名したのはまりりん。にしムーはるか。こたはゆめを指名した。にしムーとるかの“第一印象両想い同士”はようやく2人きりの時間が実現し、るかは満面の笑顔だ。
まりりんは、自身の恋愛について「自分をよく見せようとするあまりに緊張する」と分析。「素の自分を知られるのが怖い」とガチトークを展開したまりりんに、レイも「（交際が）長く続かない。束縛する彼女が多くて、最長で8ケ月」と悩みを吐露。「（自分の）プライド高いの、問題だわ。（自分から）告白もしたことない」とつぶやいた。この二人、恋愛に対するスタンスが似ているようだ。
るかは、「（ずっと）話したかった。（指名してくれたとき）ガッツポーズだよ、ココロの中でやった！って」と、素直に自分の気持ちを向ける。にしムーは、るかの気になっている人について「俺？」とド直球に探る。そして、るかの表情から、「両想いチックな感じ？」と畳み掛ける。るかの期待は膨らむが、にしムーの真意は果たして…。
そして、こたとゆめ。すでにこたは、自分が狙っているのはゆめであることを本人に伝えており、にしムーから「奪う」宣言もしていたが、改めてのゆめ指名。ゆめはこたの一途な姿勢に対し、「気になってるよって言われたほうが、気にしちゃうじゃん。勝手に意識しちゃって、にしムーのことを考えてるヒマがなかった。ずっとこたくんのことばっか考えてた」と、当初の気持ちから変わっていることを告白。
こたも、ゆめのことをもっと知りたい、喋りたいという気持ちが「だんだん強くなってる」と話す。互いの気持ちを確認した今、ゆめは「もっと一緒にいたいなと思う…」。前シーズンでは、なかなか自分の気持ちを表せなかったゆめだが、こたに関しては自分の想いをストレートにぶつけている。それだけ特別な存在になりつつあるということだろうか。
女子トーク男子トークで本音が明かされる
女子部屋では、第一印象で誰が気になっていたかを話し合っていた。「にしムー。イケメンじゃん」というツッキーに、ゆめは「ゆめもにしムーだと思ったけど、（自分と）話しててまったく楽しそうじゃないの。目全然合わせんし。思ってたんと違ったなって」と、第一印象と現在では違った人に思いを寄せていることを示唆。りったろは「ガツガツいったら離れられそう…。（こたの恋をアシストしたことを）めっちゃ後悔してんだけど」と唇を噛み締めた。
一方男子部屋では、るかと観覧車デートに行ったレイが、にしムーにツッコまれていた。レイに「るかちゃんは、第一印象誰だって言ってた？」と聞き、「にしムー」と言わせるにしムー。自分については、「片方は全然喋れてなかったから、喋って(るかの気持ちを確認し)あ～ってなった。もう一人は喋るチャンスがなかったから、ちゃんとどこかで話したい」とはぐらかした。
にしムーの言う“片方”はるか、“もう一人”とはツッキーのことだ。この様子を見ていた見届人からは、「にしムーのキープ姿勢はよくない！」「せこい！」と、とりわけ女性陣から厳しい言葉。
こたは「ゆめちゃんは僕って信じてる」。ブレないが、りったろもこた狙いだと他の男子二人は気がついている。こただけが気づいていない…。
二日目に突入！恒例の私服チェックも開催
二日目の朝は、寝起きドッキリからスタート！朝ごはんは、みんなで仲良くサンドイッチ作り。そして私服チェックタイム。男子も女子も、三者三様に服装のスタイルがバラバラ。制服姿とはまた違った私服とのギャップに各々イメージも変わったようだ。
告白前、最後のフリータイム 揺れる心、揺れない心
告白まであと1時間、最後のフリータイムに。レイは「るか話そう」と、真っ先にるかを誘い出し、目の前で似顔絵を描いてみせた。「似てる」と喜んでみせるるかだったが、それを頭上から、にしムーが見ていた…。
にしムーはツッキーを誘い出した。1日目の原宿デートで、ツッキーの第一印象が自分にあることはわかっている。「私服がいいね」と褒めながら、緊張するツッキーに、「距離遠くない？」と気持ちをほぐし、2ショット写真を撮影。
そんなにしムーを、まりりんが呼び出した。聞きたいことがあるという。「あのね、ほんとに1秒でもいいから、私のことをちょっとでもここいいなとか、ここかわいいなって思ったことある？」と思い詰めたように尋ねるまりりん。にしムーから、「スケートしてるときに意外と助けてくれたじゃん。優しいなと思った。あと、変に恥ずかしがらないところとか」という話を引き出したまりりんは、「良かった…」とつぶやいた。
そして、別の場所ではるかがにしムーを待っていた。るか「最後に言っておこうと思って。私は最初から変わってないのはもう言ったけど、それからも変わってない」。これに、にしムーは「嬉しいという言葉に限りますね」とニヤリ。モテるでしょというるかの指摘にも「得意なこともないし…。揺らいじゃう人だから。（何か）アクションが起きると変わっちゃう」と、どっちつかずの反応を繰り返す。さらに、ツッキーと喋っているのを見たというるかと、ツッキーと同じ場所で2ショット写真も撮影。見届人は「チャラくね？」とプンプンだが、にしムーにしてみれば、精一杯の気持ちなのかもしれない。
こたはゆめと2ショット。「他に話したい人はいないの？」というゆめに、相変わらず「いない」というこた。こた「話したけどまた話したいって思えたのはゆめちゃんかな。ずっと僕は一途だから」、ゆめ「（自分の気持ちは）変わんないっていうのは伝えときます」。去り際に、ゆめはこたの手を触るのだった。
ゆめに一途なこたを想う、別の一途な女子。りったろだ。最後の最後で、ようやく呼び出した。後悔するよりはアタックをしておきたいということか。こたは「遊園地でさ、もしかしたら失礼なこと言っちゃったかなって思ってて。そこモヤモヤしていて」と謝り、りったろは「大丈夫、それは」と言ってみせるが、「一度決めたら変えない。僕はずっと決まっている」というこたに、「そういうことか…」とポツリ。
こたの曲げない姿勢に、見届人たちも「思わせぶりなことを言うよりはいい」と、ハッキリ言ってくれる優しさもあると評価。しかし、りったろは「もう無理かな…」と涙目。スタッフには「でも…がんばります」と気丈に声を絞り出すも、カメラの前から姿が見えなくなると、「なんかもう無理だ…」と嗚咽するような声が聞こえていた。
いよいよ告白の時
体育館で待つこたのところに立ったのは、りったろとゆめ。ゆめは二度目の挑戦だ。こたは、ゆっくりゆめを抱きしめた。りったろは「ダメかなと思ったけど、気持ちだけ伝えられたらと思って」と言うが、いくらわかっていても、目の前に現実を突きつけられるとまた涙…。「（1泊2日で）こんなになるなんて」と、自分でもどうしようもない気持ちが、涙となって溢れ出た。
残りの女子3人は、全員にしムーのところへ。まりりんの第一印象はこただった。途中レイに誘われ、最後に「話しやすい」として選んだのはにしムー。ツッキーは何度も諦めかけた。なかなか一歩を踏み出せなかった。るかは第一印象からブレなかったのに、すれ違いが多かった。誰の気持ちが届くのか…。
にしムーが選んだのは、ツッキーだった。ツッキーは「るかちゃんかなと思っていた」と本音を明かし、嬉しそうに笑顔を見せた。ツッキーを選んだ理由について、にしムーは「単純に一番もっと話したいと思った」といい、「元カノのことを聞いてきて、そこから学ぼうとしているところが印象に残った。自分から話しかけにいこうとしてるのにいかないみたいなのがあったので…」と振り返る。ツッキーの一生懸命さをきちんと見ていたのだ。しっかり手を握り、「たくみとお呼びください」「えっ、“くん”づけでいい？待って…『たくみ』」「『つき』。恥ずかしい」と笑いあった。
まりりんは「わたし自身がにしムー好きになると思っていなかった」と、気持ちを届けるには少し遅かったことを自覚。るかは、「初めて告白してフラれました。素直に悔しいな」。いくらレイに誘われたこととはいえ、自分とレイが2ショットでいるところをにしムーが見ていたのも知っており、逆の立場だったらイヤだし…と分析する。こたとゆめのように、信頼関係にまでは至らなかったということか。「ツッキーも最初からにしムーのことを見ているのを知っていたから…。簡単にはいかないですね。本当に」と、恋愛の難しさを知ったようだ。
次回は1月1日（月）、お正月スペシャル！今日好き史上“最強”と言われるメンバーが集まる特別編をお送りする。
(c)AbemaTV
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