浮気行為が心のストレスを発散する手段になっている、冴えない気分を晴らすために不倫を繰り返す、性行為に関する意識が絶えず頭の中を廻っている……現代でセックス依存症に悩む女性たち。なぜ、彼女たちは日常生活に支障を生むほどにまで悪化してしまったのか。
『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV)では、「セックスにタブーはない!禁断の4時間スペシャル」を放送。前編のテーマの1つ「あなたも? セックス依存症」では、経験者たちが胸の内を赤裸々に語った。
(女性専門の依存症克服支援カウンセラーの畠山ユキ子さん)
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女性専門の依存症克服支援カウンセラーの畠山ユキ子さんは、セックス依存症の相談にくる患者について「性行為じゃないと愛情を感じられない人が多い。どんなに言葉で『愛している』と言っても実感がわかない」と説明。頭では分かっているものの「実感がないためにむやみに性行為を繰り返してしまう」と話した。
畠山さんは「本人が愛情と性行為を混同してしまう。好きだから相手を求めているんじゃないかって錯覚しやすいんです。依存症患者は性行為をするために、手段や行動をずっと考え続けてしまう」と説明した。
畠山さんによると、セックス依存症になると、性行為をした後に罪悪感や後ろめたい気持ちが生まれるという。「欲求にかられてしまうのけれど(性行為を)するといったん満たされて冷静になる。そのときになんでしちゃったんだろうとか、またやっちゃったとか(罪悪感に陥る)」と、負のスパイラルを解説した。
(一児の母である野村愛美さん:仮名)
セックス依存症から立ち直った野村愛美さん(仮名)は畠山さんの話を聞き、「最初は好奇心で性行為がしたくて何人もの人と会っていた。けれど、ある日突然満たされないというか、心が違うと言っているって思った」と、共感。性行為をすることで身体は満たされても、心が満たされなかったと話した。
(番組MCのSHELLY)
番組MCのSHELLYは、アルコール依存症やギャンブル依存症などを例に挙げたうえで「(すべての依存症は)ツールでしかない。性行為も何かを満たすためのツールでしかなくて、結果的に性行為が手に入っても満たせない」と推測。
畠山さんは「たまたま満たされないときに身近に手に入ったのが、性行為やパチンコ、アルコール、恋愛……患者はだいたい複数の依存を抱えている」と話し、多くの人は自分を満たすため、身近な物に手をのばし、依存症に陥ってしまうのではないかと分析した。
(AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)
(C)AbemaTV
(ライター/小林リズム)
⇒12月31日放送「セックスにタブーはない!禁断の4時間SP 前編」
⇒1月3日(水)夜22時からは「セックスにタブーはない!禁断の4時間SP 後編」
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