30日、第59回日本レコード大賞の授賞式が行われ、『インフルエンサー』を達成した乃木坂46。2017年は活動の幅をさらに広げ、個人写真集がランキングチャートの上位を席巻したことも話題を呼んだ。今回、そんな乃木坂メンバーの写真集"お渡し会"（）をそれぞれのコメント、"自己採点"とともに振り返った。
■齋藤飛鳥『潮騒』（１月25日）
タイトルについて、「三島由紀夫さんの『潮騒』が好きなので、同じタイトルなのが嬉しいです。でもファンの方には握手会で"読めない、なんて読むのって"って言われて…（笑）」と苦笑していた齋藤飛鳥。
「出版が決まったときも、なんで私が出すんだろうって…」「メンバーにも私からは見せてなくて、秋元真夏に"見せて"って頼まれたけど"イヤだ"って」「嬉しいんですけど、これを見る人がいるんだって…」と、始終控えめな様子で、自己採点についても明言はしなかった。
■白石麻衣『パスポート』（２月７日）
「写真集のために私ができることは何でも。女性から見てもおしゃれ、可愛いなと思ってもらえるように」と、大胆なカットにも挑戦、大きな話題を呼んだ白石麻衣の写真集は、平成に入ってから最高のセールスを記録したことも報じられた。
今年、恒例になった"自己採点"も、この白石のお渡し会イベントから始まった。「100点じゃフツウなので…１兆点です！欠点があるとすれば、眉間にシワが寄ってしまうところかな（笑）」と、いきなり超高得点が出てしまったことで、後に続くメンバーたちは採点に難儀することになる。
■秋元真夏『真夏の気圧配置』（２月28日）
いつもと違って１人での囲み取材に緊張気味だった秋元真夏。しかし、後半はいつもの"まなったん"節も炸裂、報道陣に向けて"ズッキュン"、そして平野ノラのモノマネまで披露していた。
そして自己採点は「まいやん（白石麻衣）は１兆点って言ってましたよね。1.1兆っていうのもあれなので、10兆で。負けない可愛さだぞと」と、強気の姿勢を見せていた。
■桜井玲香『自由ということ』 （３月８日）
現地で自ら撮った写真を掲載することを提案、一眼レフカメラを携行したという桜井玲香。「容量がわからなくて…１GBのSDカードを１枚だけ持っていったら、すぐ一杯になっちゃって。ただの思い出です（笑）」と、桜井らしいエピソードも披露。
注目の自己採点は「聞かれると思ってすっごい考えて…まいやん（白石麻衣）が1兆点、真夏（秋元真夏）が10兆点だから……11兆点！まいやんと真夏の力を借りた11兆点です」と、迷いながらもアピールしていた。
■衛藤美彩『話を聞こうか』（４月24日）
"みさ先輩"らしいセクシーなカットが満載の写真集。発売にあわせ、"封印"してきた"ミスマガ時代"から５年を経て『ヤングマガジン』の表紙を飾り、見事"凱旋"を果たした衛藤美彩。「全部無駄じゃなかったんだ、全部繋がってるんだ、やっと 昔の私をもう封印しなくてもいいんだって認めてもらえたような気がしました！」と感慨深げ。
自己採点は「33兆点。美彩、なので。"みさみさ"って呼ばれているので、本当は3333兆点にしようかなと思ったんですけど、ちょっとあれなので、控えめに（笑）」。
■若月佑美『パレット』（11月７日）
今年は舞台でも活躍、多彩な才能を見せる若月佑美。カバーを外すと、自ら描き下ろしたというイラストが。「握手会とかで『奥さんに内緒で来てるよ』とか『彼女に内緒で来てるよ』って方もいらっしゃるので、その方が家に置いとくには何かカモフラをと思いまして（笑）」。
「たくさん考えてきたんですけど、私がここで一旦戻そうかなと。この後もメンバーの写真集リリースは続くので（笑）、99点で。足りない1点は観ていただいた方に1点を足して欲しいと思います」と自己採点、"兆の位"まで達していた点数は、一旦ここで普通のレベルに戻ったのだった。
■新内眞衣『どこにいるの？」（11月14日）
乃木坂メンバー最年長の新内眞衣は、素の表情を詰め込んだ一冊に。「『私の武器って何だろうな？』って考えた時に”親近感”かなって思いました。決めカットっていうのを無しにして、全部自然な流れで撮影したので私の素が出ているなと思います」とコメント。
自己採点は「自分の表情に嘘がないから100点かなって思ってます。皆さんが見てくれたら120点でも130点でも！ 加点法でお願いします」と力を込めていた。
■堀未央奈『君らしさ』（11月24日）
二期生で初めてセンターに抜擢された経験を持つ堀未央奈。「20歳になったので、少女と大人の狭間を撮って頂きたくて」と、少女のような雰囲気のカットから、ファンを驚かせたセクシーなカットまで、多彩な内容を盛り込んだ。
会見でも表情をくるくる変えた堀の自己採点は「95点」。「本当に満足しているんですけど、頑張らなきゃっていう気持ちを残すために」。
■松村沙友理『意外っていうか、前から可愛いと思ってた』（12月12日）
一年を締めくくったのは、メンバーからも絶賛されるお尻をアピールした松村沙友理の写真集。自己採点は「う～ん……さゆりんごなので、"りん５"点！」と、ここにきて不思議な点数に。
タイトルに関して「可愛いって思ってますか？可愛いじゃないですか。可愛いですか？」と記者たちに逆質問を繰り出すなど、"まっちゅん"らしさ全開の囲み取材だった。
年明けにはアンダーメンバーによるアルバムがリリース（１月10日）、さらに写真集では与田祐希（12月26日発売）、年内いっぱいで卒業する伊藤万理華のリリース（2月20日）も予定されている。2018年も乃木坂から目が離せない一年になりそうだ。
▶乃木坂46アンダーを徹底解剖！「もう１つの乃木坂アンダースーパーベスト」
