恋愛感情は誰にでもある、いつか運命の人に出会うはず。そんな思い込みを他人に押し付けていないだろうか。実は、恋愛感情を持つことができない、性的興味を持たない“アセクシャル”という生き方がある。
SHELLYが番組MCを務める『Wの悲喜劇～日本一過激なオンナのニュース～』（AbemaTV／アベマTV）では、「セックスにタブーはない！禁断の4時間スペシャル」を放送。「恋をしないアセクシャルって何？」をテーマに、ゲストらと赤裸々なトークを交わした。
（演劇集団LGBTI東京で活動中のCONANさん）
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恋愛感情がなく、性的な魅力で誰かに惹きつけられることがない“アセクシャル”。今後、結婚をし、子どもを持ちたいといった考えはあるのだろうか。演劇集団LGBTI東京で活動中のCONANさんは「子どもは好きだけど自分では産みたくない」と話す。CONANさんは将来について「イタリアに移住したいので、永住権を取るには結婚が手っ取り早いかなって。（アセクシャルを）理解してくれる人をイタリアで探して養子をとって幸せに暮らしたい」と人生設計を語った。
（ライター・和泉直さん）
一方でアセクシャルを自認し、現在理解あるパートナーと同棲をしているというライターの和泉直さんは「私に出産や妊娠、性行為は無理なので、体外受精や代理出産に憧れる」とコメント。しかし「彼の遺伝子はさぞかし可愛いと思うけど、自然の流れで子をなすのは無理だと思う」と話し、大事な人との間に子を持ちたいが、現状では厳しいと説明。また、和泉さんは「結婚をしてしまうと、相手と性的な関係があり、恋愛感情があるんじゃないかって思われるので、それは違うから嫌だ」と複雑な胸の内を語った。
（にじいろ学校代表・今徳はる香さん）
セクシャルマイノリティ―のコミュニティー、にじいろ学校代表の今徳はる香さんは、「恋愛と性的な欲求と性行為、家族をつくること、子育ては全部別で、恋愛のゴールが結婚ではないし、結婚のゴールが子育てでもない」としたうえで「ばらばらに考えている人が多いから、アセクシャルだから結婚したくない、子どもを持ちたくないとはつながっていないのでは」と分析。「自分の考えが100%じゃないことを知ってほしい」と話し、人によって恋愛感情の有無は個々によって違うと述べた。
（AbemaTV／『Wの悲喜劇～日本一過激なオンナのニュース～』より）
(C)AbemaTV
(ライター/小林リズム)
⇒1月3日放送「セックスにタブーはない！禁断の4時間SP 後編」
⇒Wの悲喜劇年末年始祭り5弾！「ダーリンは外国人に限る」も必見
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