NHK連続テレビ小説『朝が来た』（2015年～2016年放送）で流暢な英語を話す五代様（五代友厚）を演じたディーン・フジオカさん。彼が出演している台湾ドラマがあると聞き、今回『王子様をオトせ！』を鑑賞しました。
筆者は、台湾ドラマは日本の漫画『花より男子』をドラマ化した『流星花園 -Meteor Garden-』などしか観る機会がなく、そのまま韓国ドラマや映画にハマってしまったため、台湾ドラマ初心者でした。
▼『王子様をオトせ！』作品概要
ディーン・フジオカ出演！台湾で視聴率No.1・主要アワード多数受賞の人気ラブコメディー！
デザイン会社の企画部で働くチェン・リャンリャンは、古い一軒家で暮らしている。ある朝、見知らぬ男が勝手に家に入って来て「この家を買った。すぐに出て行ってくれ」という。激怒しつつも出社すると、その男チー・イーが新しいオーナー兼社長として現れる。そして、「恋愛禁止令」を張り出したことで社内は大混乱に。
キャスト
チー・イー：アーロン
チェン・リャンリャン：パフ・クオ
ディーン：ディーン・フジオカ
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『王子様をオトせ！』あらすじ＆見どころ
OPとED映像からにじみ出る幸せオーラ
イーとリャンリャンのラブラブモードが絵本のように描かれているオープニングテーマ（OP）。ほのぼのとしているOPメロディは、筆者も毎回観ているうちに耳に残って頭の中で曲が流れるようになりました。OPとEDの歌詞の字幕は、主人公達の心の想いが表現されているので、要チェックです。
エンディングテーマ（ED）では、イーがどれくらいヒロインを愛しているのか切々と歌われています。甘い歌詞に、深い愛情が表現されていますよ。
ひとつ屋根の下、関係が変化していくギャップに注目！
(C)SANLIH E-TELEVISION CO., LTD
ひとつ屋根の下で暮らすことになってしまったチェン・リャンリャンとチー・イー。イーは、極度の潔癖症で魚介アレルギー持ち。他人が近づかない存在です。
しかし、仕事やプライベートを通してリャンリャンと接して行くうちにイーの凍った心がどんどん溶かされていきます。
一方で、リャンリャンは、彼の人柄を理解し評価を始め、2人はお互いに惹かれ合っていきます。ドラマ最初の2人を知っていると「恋をするとこんなに変わってしまうのか」と思ってしまうほど。ぜひ、ストーリーの中で変化していくギャップをチェックしてください。
飛輪海のアーロンが演じる、ツンデレ社長チー・イー
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台湾の男性アイドルグループ、飛輪海（フェイルンハイ）のアーロンさんが演じるツンデレ社長チー・イー。このドラマを初めて観たとき「なんてイケメンなんだろう」と驚きました。筆者のような台湾ドラマ初心者でも、彼の存在がストーリーに夢中にさせてくれます。瞳がキラキラ輝いていて、ドラマ名に入っている“王子様”とは正に彼のこと。
潔癖で人に隙を与えず社長就任直後に恋愛禁止……とんでもないドS系かと思いきやイーの繊細な内面を知ると、ヒロインであるリャンリャンと筆者も同じ気持ちになってしまいます。イーの表情も段々とリャンリャンに魅せられ笑顔になっていきます。
パフ・クオが演じる、優しい性格のリャンリャン
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リャンリャンを演じるパフ・クオさんは、台湾のガールズユニットDream Girlsのメンバー。韓国のバラエティ番組『私たち結婚しました』（AbemaTVで放送中）の世界版シーズン2でSUPER JUNIORのヒチョルの相手役として抜擢。飛ぶ鳥を落とす勢いで人気になりました。
ドラマ『王子様をオトせ！』では、草木を愛し、花びらが枯れても土に埋めてまた新しい命が授かるように願いを込め、自分のことよりも人の為になることに最善を尽くす優しい性格のリャンリャンを演じたパフ・クオさん。
さまざまな失敗に巻き込まれますが、失敗から成功に這い上がる彼女の姿は周りの心を動かす魅力があります。
恋のライバル、ディーンが登場
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ファンからは“おディーン様”と呼ばれ、愛されているディーン・フジオカさん。筆者もファンの一人で、マルチな才能を持ち、何か国語も話し、こんなにイケメンな役者さんはめったに見かけません。
今回ディーン・フジオカさんが演じているのは、ディーン・カミヤという自身と同じ名前のキャラクター。学生時代からチー・イーのライバルでもあり、職場では恋のライバル、そして信頼出来るパートナーでもあります。
最初の登場シーンは、正直言って“女たらし”のイケメン。髭も生えていて、見た目に「えっ？」と驚いてしまったファンもいるはず。
でも、イーと同様、ディーンを知れば知るほど、彼がかなり優れた頭脳を持つ、良い男とだということが徐々に分かってきます。洞察力は抜群で、ライバルの恋のキューピットをしたり、信頼できる相棒になったり。彼の活躍は最後まで見逃せません。さりげない彼の行動はぜひ最終話までチェック。
鑑賞後、幸せになれるドラマ『王子様をオトせ！』
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この作品はラブコメディが好きな人や、家族愛に感動したい人、4年前のディーン・フジオカを観てみたい人にオススメです。俺様、ツンデレ、イケメンが好きな人も楽しめるドラマです。
また、韓国ドラマを頻繁に観る筆者は、最初は台湾語に違和感がありましたが、観始めるとドラマの面白さに食い入って観てしまいました。観る人たちみんなが幸せになれるドラマです。
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