11日、女優の広瀬すずが、日本赤十字社によるキャンペーン「はたちの献血」発表会に出席した。
6月に20歳の誕生日を迎える広瀬だが、「全くありません。目の前のことが精一杯で、先のことを考える余裕が無くって…」と、大人の仲間入りをするイメージが持てずにいるようだが、2015年に公開した映画『海街diary』で共演した綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の"3人のお姉ちゃん"とは「やっと最近、色んな話を出来るようになって嬉しかった」。
広瀬が「出会った頃は、私は15歳の中学生。ずっと皆さんから可愛がって頂いています。共通の話題がそんなに多くなかったのに、今では、相談も出来るようになりました」と打ち明けると、記者からは「じゃあ、恋愛の相談も?」との質問も。すると広瀬は「いつも真っ直ぐに返してくださいます。相談をして救われたこともあります。お仕事もプライベートも相談できる方、そういう存在だと勝手に思っています」と明かし、「これまで、みんなでご飯にいっても"早めに解散"という状況でしたが、二十歳を超えたら、ちょっと遅くまで楽しむということもイイのかな」と笑顔で答えていた。
また、この10年で10~20代の献血者数が約28%も減少している現状に広瀬は「まず、自分と同世代と方に、献血の存在を知っていただきたいです。献血は人とのつながり。献血で人の命が救えるということをしっかり伝えていきたいです」と力を込めた。
会見にはフリーアナウンサーの小林麻耶もMCとして出席。「輸血によって命をつないでいただいた」と、昨年亡くなった妹の麻央についても触れ、献血の重要性を訴えていた。
撮影:野原誠治