1月11日、AbemaTV(アベマTV)にて“恋愛→結婚リアリティーショー”『マリキュラム-出会って1か月で結婚する方法-(以下、マリキュラム)』(毎週木曜よる11時~)8話が放送され、犯罪心理学に基づいた結婚相手(彼氏)チェックにMCの藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が胃を痛める一幕があった。
結婚願望のある男女をマッチングさせ“結婚”というゴールを目指しながら『デート』『親友の紹介』『同棲』『式場探し』…など、結婚までの工程表8項目をクリアし、1か月間で結婚に辿り着くことができるのかを観察する同番組。出口詩織(以下「しおりん」、25歳、PR会社勤務)&永田隆馬(以下「りゅま」、27歳、モデル/俳優)カップルは両親紹介で互いの結婚観をチェックすることに…。
結婚まで約10日…恵比寿の料亭でしおりんの両親に紹介されることになったりゅま。
しおりんの心配事は2つ。結婚は家族同士のもの、クセの強いお父さん(東京未来大学・犯罪心理学者/出口保行教授)を嫌がられないかということと、りゅまが頑張りすぎて空回りしてしまわないかということ。
りゅまが席に着くなり、お酒が飲めるか問いかけるしおりんパパ。ビールと日本酒が好きと答えるりゅまに、嬉しそうな様子を見せた。「ウチは酒が飲めない奴はクビ」と言い放ち、「彼氏は飲める奴がいい。飲みつぶれて廊下で寝てます、みたいな」と笑うしおりんパパに「そんなぞんざいな扱いしないからね」と優しくフォローを入れるしおりん。
また、「パパとママに馴染めないと(彼氏)失格になっちゃうから」とジョーク交じりに牽制するしおりんパパ。「棄権は許されるけど失格とかないから」としおりんもジョークで答えつつ「わたしがいなくても3人(両親と彼氏)で飲んでて、飲み友達みたいになってもらえると嬉しい」と理想を語った。
しおりんが席を立つと、将来をどう思っているのかりゅまに問いかけるしおりんママ。それに対しりゅまは「1か月で結婚できるか2人で探せたらいいなと思っています。不安定な職業なので、ご迷惑をかけることもあるかもしれない」と素直な気持ちを吐露した。
それを受け、しおりんパパは「りゅまが彼氏だけだったら、良い奴だから毎日ウチ来いよっていう。でも今回は違うところ(結婚)をゴールにしてるからそれが凄く不安になるし、結婚という話になったらちゃんと仕事をしてから。家族で平和に楽しく暮らすには社会的安定があってなんぼだから」と真剣な面持ち。彼氏(ただのお付き合い)と結婚前提で変わることは生活力の有無だと、親としての正直な気持ちでりゅまに向かい合った。
また、しおりんが席に戻ると「どんな結婚のビジョンを持っているのか教えてほしい」と問いかけるしおりんパパ。「まだビジョンが固まっていないので、あと約10日(マリキュラム終了まで)時間をいただけたら」と答えるりゅまに「10日も10年もあんまり変わらない。長ければ長い分だけ迷う。決意が先にあって、そこから生活を変えていく事もいっぱいある」と結婚までの決心に関する持論を展開。
「りゅまはきちんと考えてくれている。私の恋愛関係に親が立ち入りすぎる」と抗議するしおりんに、しおりんパパは「叔父の三遊亭小遊三も売れない時期が長くあって、それを親や兄弟、奥さんが支えていた」と話し、「その(支えていく)覚悟は私がして、覚悟ができていることをりゅまに伝えてあげないと…」と、りゅまにもしおりんにも覚悟が必要であることを再認識させた。
両親への紹介を振り返り、りゅまは「仕事面でまだまだだっていうことを再確認して、暮らし・お金・家庭、(しおりんと)現実的な話をしないといけないなと改めて認識しました。しおりんが僕のフォローをしてくれたことで、これは僕だけの話じゃない。僕たち2人の話なんだな…と、ハッとした」と結婚という大きな決断に対する重みに改めて向かい合うことになった。
スタジオの藤森は「出口さん(しおりんパパ)しゃべるね~!実際彼女のパパがこんなだったら…と思って、俺も胃にきちゃった」とビビり気味。
また、しおりんパパは犯罪心理学を元にした仮説を提示し、面会後のりゅまの印象を『非常に優しく、コミュニケーション能力が高く、人を見下したようなところがなく、人として素晴らしい。まだ自分というものを十分確立できていない不安が見て取れるが、自己親密行動(不安の表れ。自分の身体に触ったりする行動)はほぼ出ず、自分に自信を持って生きているということがわかった。ただ、あと約10日で勝負するという覚悟が感じられない』とコメント。
今後2人がハッピーエンドを迎えるには、残された短い時間の中でいかに覚悟を決められるのかが大きな課題となりそうだ。
次回(1月18日よる11時~)の『マリキュラム』はドキドキの式場見学!しおりん&りゅまは互いのウェディング姿を絶賛!2人は果たしてヴァージンロードを歩くことができるのか…!?次回もお楽しみに!
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