ヨン様“微笑みの貴公子”が再び！韓国ドラマ『冬のソナタ』AbemaTVで放送決定

　日本に韓流ブームを巻き起こす火付け役となった韓国ドラマといえば『冬のソナタ』ではないでしょうか。筆者も『冬のソナタ』をきっかけに韓流が好きになりました。

　10年以上が経ち、数々の韓国ドラマを観ていますが、主題歌のイントロを聴くだけで一気に意識をドラマの世界へ引き戻される作品といえば『冬のソナタ』です。

韓国ドラマ『冬のソナタ』あらすじと見どころ

ヨン様“微笑みの貴公子”が再び！韓国ドラマ『冬のソナタ』AbemaTVで放送決定

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【キャスト】

ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、パク・ヨンハ、パク・ソルミ

【スタッフ】

監督：ユン・ソクホ

脚本：キム・ウニ／ユン・ウンギョン

　物語は高校生時代の青春の一コマからスタートします。遅刻が多いけれど成績優秀のユジン（チェ・ジウ）。ある日、幼馴染のサンヒョク（パク・ヨンハ）のおかげで乗れた通学バスでうっかり寝てしまい、気付いたときには謎めいた転校生チュンサン（ペ・ヨンジュン）と二人でバスを乗り過ごし、学校に遅刻してしまいます。

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　母の写真を手掛かりに父親を探しに来たチュンサン。父を見つけたものの、それはサンヒョクの父だということが分かります。二人の間には溝が生まれてしまいます。

　ある日、ユジンとチュンサンは偶然初雪の日にデートをすることに。雪だるまのキスは有名なシーンですね。『冬のソナタ』を知らない人でも、この雪だるまを近づけてキスをさせるシーンは、知っている人も多いのではないでしょうか。筆者も何度見てもキュンとなるシーンです。二人が可愛く、景色も美しい素敵なシーンです。

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　1話でよろけたユジンにサンヒョクが手を貸そうとしたとき、ユジンは「特別な人にだけ手を貸してもらうの」といって拒否していますが、チュンサンとの同じようなシチュエーションでは、差し出されたチュンサンの手を取ります。

　何気ない場面ですが、二人の恋がスタートする心温まるシーンです。韓国では、初雪が降ると恋人同士は連絡を取り合って会います。好きな人に告白する人もいます。“初雪”は恋人たちにとって、大事なジンクスがある日なのです。

　初雪の日に一緒にいたら二人は結ばれる……。初雪の日にキスをしたチュンサンとユジンは幸せになるはずでした。しかし、この後、悲劇が二人を引き裂きます。

　北極星（ポラリス）もドラマの大事なキーワードです。迷子になったユジンにチュンサンが「道に迷ったら北極星を探してごらん」というセリフがあります。「北極星だけは季節が変わっても変わらずそこにあって導いてくれるから」と。

　この北極星はいわば、ユジンにとってはチュンサンそのものになっていきます。

“涙の女王”と“微笑みの貴公子”の壮大なラブストーリー

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　今ではコメディな役もこなす大女優のチェ・ジウさんですが、この頃のチェ・ジウさんは“涙の女王”と呼ばれていました。筆者の中では泣き顔の演技が心を打つ女優さんです。また、ペ・ヨンジュンさんは“微笑みの貴公子”と呼ばれていました。胸が苦しく切なくなるほどの壮大なラブストーリーで、ペ・ヨンジュンさんの微笑みに癒されること間違いなしです。

　またサンヒョクを演じたパク・ヨンハさんは、主演のチェ・ジウさんとペ・ヨンジュンさん同様、当時日本でも大人気になりました。甘い歌声で自然な演技と笑顔に筆者も大ファンになりコンサートに行くほどでした。亡くなった知らせを聞いたとき、筆者はまるで時間が止まってしまったように感じてしまい、今でも彼の死を思うと涙が出ます。