NHK後期連続テレビ小説「わろてんか」でヒロイン藤岡てんを務める女優の葵わかな(19)が15日、自身のブログを更新。第15週目の放送を振り返った。
同ドラマは、明治から昭和初期の大阪を舞台に、主人公・藤岡てん(葵わかな)が小さな寄席の経営を夫婦で始め、日本で初めて「笑い」をビジネスにした女性と言われるまでになる姿を描く。吉本興業の創業者・吉本せいがモデルとなっている。
第15週(1月8日~13日)「泣いたらあかん」は、関東で大地震が起き、東京の寄席に出演中のキース(大野拓朗)を心配した藤吉(松坂桃李)は、風太(濱田岳)に芸人たちへの救援物資を託して東京に向かわせた。
浅草の焼け跡で発見されたキースは、“東京のお母ちゃん”と呼ぶ記憶喪失の女性・志乃(銀粉蝶)を連れ大阪に戻って来る。てんは志乃と会った時の伊能(高橋一生)の反応がなぜか気になり、そのことを伊能に尋ねてみる。すると伊能の口から意外な話が飛び出した。志乃は中学の時に伊能を捨てた実の母親だという展開だったのだ。
葵は「15週ありがとうこざいました」と題して更新されたブログでは、「親子ってなんだろうって思うような回でしたね。てんちゃんも母になったからこそ、でも少女時代の経験があったからこそ、伊能さんと志乃さんを諦めたくなかったんだと思います。
親子でも夫婦でも、友達でもお仕事でも、やっぱり人同士の関係は簡単には行きませんね。でもだからこそ、強いものがあるのかもしれないし、大切にしようと思うのかもしれないです^_^尊いものですね。」と振り返った。
そして、「16週はそんな想い合うてんちゃんと藤吉夫婦に大きな出来事があります。」と次週の予告し、「壁によって深まる想いもあるだろうけど…でもでも、撮影していてとっても苦しくて辛くて、『私ちゃんとてんちゃんになれてたんだな』って実感できるくらい私自身もグラグラした週でした笑 てんちゃん藤吉さんだけじゃなく、風太さんおトキさんだったり、芸人さん皆さんだったり、色んな人の思いを感じる週かな^_^」と続けた。
ブログの最後には「りんと御寮人さんと奥さんです。ふふふ、あの頃は想像つかなかった姿ですね。」と藤岡との2ショットも公開している。