2018年1月20日(土)より福岡先行公開、2018年2月3日(土)より東京/新宿武蔵野館・渋谷TOEI他、全国公開される映画『巫女っちゃけん。』の舞台となった宮地嶽神社の絶景カットが解禁となった。同作は2017年開催のアジアフォーカス・福岡国際映画祭2017クロージング作品として出品。10月25日から開催される第30回東京国際映画祭の特別招待作品として出品されるなど、公開前から注目を集めている。

福岡県福津市にある宮地嶽神社は、作中で広瀬アリス演じる主人公しわすが巫女としてアルバイトをしている実家の神社として登場。宮地嶽神社と言えば、某CMで登場した「光の道」と呼ばれる年に2回しか見られない貴重な景色でも有名だ。海に沈む夕日がまっすぐに伸びる参道を照らす光景は、神秘的な美しさ。この景色を観るために多くの人々が訪れてる。

さらに、宮地嶽神社には「何事にも打ち勝つ開運の神」が祀られる御本殿の他に「奥の宮八社」が祀られ、恋愛や子宝、災害、病、様々なご利益のあるパワースポットとなっている。また直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの日本一の大注連縄をはじめとする、直径2.2メートルの日本一の大太鼓、重さは450kgもある銅製の大鈴と、3つの日本一があるのも宮地嶽神社の見所だ。
広瀬は宮地嶽神社での撮影について、「今まで普通に参拝に行ったりしてたんですけど、二礼二拍手一礼がまずできてなかったです。基本中の基本から学ばせていただきました。」と振り返っており、クランクインの前から所作や舞、巫女装束の着方や髪の結い方などを熱心に学んで撮影に挑んだそうだ。広瀬の本職さながらの巫女姿と合わせて、観れば運気UP間違いなしの本作に注目だ。
ストーリー
しわすは、現在就活中。父が宮司をしている神社で巫女のバイトをしている。「就職が決まったら巫女なんかすぐにやめてやる」と父に言いながらも、しわすはやりたいことや夢があるわけではない。しかも、子どもの頃に母親が家を出て行った事がトラウマで、何かしら反発してしまう。そんな時、神社でボヤ騒ぎが起こったり、賽銭や食べ物が盗まれたりする事件が発生。夜中の境内見回り中、しわすは社殿に隠れて居た5歳の少年、健太を捕まえる。一切口を聞かない健太。しばらくの間、神社で面倒を見ることになり、しわすはイヤイヤ健太の世話係になる。そんなある日、母親の美和が健太を迎えに来て、しわすは世話係から解放される……。
数日後、健太が再び境内に隠れて居るのが発見される。顔には殴られたアザが。
児童相談所の相談員を交えた話し合いの席で、「誰に殴られたの?」と問われた健太はしわすを指さす。唖然とするしわす。警察も動き出す事態になり、疑惑の目で見られるしわすが最後に取った行動とは……。
(c)2017 『巫女っちゃけん。』製作委員会
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