今では韓国料理だけでなく、K-POPや韓国ドラマも私たちの生活に溶け込んでいますが、2003年頃日本中に韓流ブームを巻き起こしたきっかけとなったドラマが『冬のソナタ』です。
筆者も『冬のソナタ』に夢中になった一人です。筆者より一足先にこのドラマに夢中になった義母。DVDでドラマの続きを鑑賞するため、義母の家にせっせと通った思い出があります。
韓国ドラマ『冬のソナタ』
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【キャスト】
ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、パク・ヨンハ、パク・ソルミ
【スタッフ】
監督:ユン・ソクホ
脚本:キム・ウニ / ユン・ウンギョン
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『冬のソナタ』気になるドラマの後半、運命の歯車は何を導く?
前半の高校生時代の淡い初恋は、チュンサン(ペ・ヨンジュン)の事故死という形で幕を閉じます。初雪の日にキスをしたチュンサンとユジン(チェ・ジウ)は幸せになるはずでした。
仲間であるチュンサンを失い、後半は心に大きな痛みを抱えたまま、同級生たちはそれぞれ大人へと成長。
ユジンは先輩と「ポラリス」という会社を立ち上げてインテリアデザイナーになります。近くで見守ってくれていたサンヒョク(パク・ヨンハ)との結婚を目前に、忙しくも穏やかな毎日を過ごしていました。
しかし、婚約の日、初雪が降ります。
初雪のジンクスで言えば、この初雪はサンヒョクとユジンのため……のようですが、そこに現れたのは初雪を見上げるチュンサンにそっくりな一人の男性でした。
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ユジンの気持ちは一気に10年前に遡ることになります。その男性を追いかけ、サンヒョクとの婚約式もすっぽかしてしまいます。
懐かしい春川の学校にもチュンサンそっくりのミニョン(ぺ・ヨンジュン)という男性が現れます。ミニョンは同級生でもあるフランス帰りのチェリンが好きな人でもあり、その後ユジンを苦しめる新しい取引会社の取締役として登場します。
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忘れられなかった人にそっくりな人が現れ、混乱し揺れるユジン。ユジンを支え、やっと幸せになれると信じていたサンヒョクは少しずつ壊れていきます。
別人だと言い張るチェリンの仕掛ける罠。そして自分の記憶が何かおかしいと気づくミニョン。少しずつ隠された記憶や事実が明らかになり、運命の歯車が狂いだします。
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迷子になったら探せばいいという北極星(ポラリス)は二人を導くことができるのでしょうか。
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留学や交通事故、記憶喪失、親子関係、隠された血縁関係、操作された記憶、失う視力……キーワードを並べるだけでも、韓国ドラマならではのエッセンスが盛りだくさんです。
「韓流ブーム」といわれた時代からは15年ほど流れましたが、今見ても丁寧にストーリーが作り込まれ、次から次へと運命の糸が絡んでいくストーリーは視聴者を惹きつけます。画面の前で祈るように主人公たちの行く末を見守った視聴者たちには「切なさ」がよみがえること間違いなしです。