恋も料理も楽しめる！　ドSシェフと見習い助手の大人気ラブコメ『パスタ』

　特にグルメを題材にしていなくても、おいしい料理が登場するシーンが多いのが韓国ドラマ。ラブストーリーを見ながら、思わずおいしそうな食事シーンに釘付けになる人も少なくないだろう。そんな方にうってつけのドラマが『パスタ～恋が出来るまで～』だ。ドラマのタイトルが料理名になっているのも、グルメ好きには嬉しいところ。

　ドラマ『コーヒープリンス1号店』で感じのいいお兄さん役ながら、たまらなくいい声で目が離せなくなったイ・ソンギュン。今度は料理人役として出演している。

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　舞台はイタリアレストラン「ラ・スフェラ」。ようやく後輩が入り、助手を卒業できると喜んでいたソ・ユギョン（コン・ヒョジン）のもとに現れたのが、カリスマシェフのチェ・ヒョヌク（イ・ソンギュン）だ。ヒョヌクはカリスマだが、「俺のキッチンに女はいらない」などと言い放ち、ミスには厳しく対処し躊躇なくクビにしていく。

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　ツンデレを絵にかいたようなヒョヌクとユギョンのラブストーリーは、上司と部下という上下関係を保ちながらも、怒鳴り散らされる中で進んでいく恋の行方も気になり、胸キュンポイントも盛りだくさんだ。

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　第1話で、すれ違う通行人として横断歩道で出会う2人。ユギョンは持っていた金魚を、人とぶつかって道路に落としてしまい、それを助けるヒョヌク。この時にはまだシェフと助手ではなく、ただの男女として出会う2人。何気ないシーンだが、金魚もこの歩道も今後大事なキーワードとなっていく。同じく1話の終盤では、ユギョンが誤って氷を油に入れて爆発させてしまうが、皆自分の身を守るのに精一杯の中、ヒョヌクはとっさに爆発から彼女を身を挺して抱え込んで守るという、いきなり1話から胸キュンポイントが炸裂！

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　そんな男気溢れるヒョヌクだが、なぜ彼が女性を排除しようとするのか。それはヒョヌクの過去に秘密があったのだ……。どこまでも一生懸命シェフの階段を上がろうとするユギョンに、厳しくしながらも少しずつ心惹かれていくヒョヌク。2人の恋は果たして……？

　また、料理をめぐる留学派と国内派の戦いなど、恋愛以外の料理界の厳しさや現実も垣間見れる本ドラマ。イタリアレストランの優雅なホールや、おいしそうな料理が出来上がっていく裏で繰り広げられるシェフたちの手さばきや怒号の飛び交うキッチンの対比が面白く、ラブストーリー以外の部分も大変楽しめるストーリーとなっている。

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　ちなみに、ヒョヌクの教え子イケメン3人組のフィリップ役として、ノ・ミヌも登場。ノ・ミヌは過去に日本でX JAPANのYOSHIKIプロデュースのロックバンドのメンバーとして活動していたこともあり、日本でもファンも多く、今では映画やドラマで大活躍の俳優だ。

　また「ラ・スフェラ」のロケ地になったレストランも実際に存在し、パスタのおいしいイタリア料理レストランとしてカンナムにある。恋の行方にドキドキして、おいしいイタリア料理の数々にワクワクして、ユジョンの根性に元気をもらえる、とてもおすすめのドラマとなっている。『パスタ～恋が出来るまで～』は3月1日（木）よる10時15分より、AbemaTV「韓流・華流チャンネル」にて放送スタート。