1月30日よる11時~、AbemaTVオリジナル恋愛リアリティショー『恋する♥週末ホームステイ』(通称『恋ステ』)で、同番組でカップルになった高校生が再会デートするもようが放送された。
これは、「東京の女子高生2人と途中参加の女子高生1名が北海道の男子高生3人の元へ週末ホームステイ」&「東京の男子高生2人と途中参加の男子高生1名が大阪の女子高生3人の元へ週末ホームステイ」という、現役高校生男女2つのグループの恋愛模様を追ったリアリティショー。高校生たちが会えるのはそれぞれの週末の2日間、合計6日間だけというなか、今回は大阪編で成立したカップルの再会デート、完結編。
大阪の女子とホームステイした東京男子は、松永有紘(ニックネームは「ありひろ」、スポーツ万能の恋愛苦労人)と月川健(「けん」、趣味は貯金 振られまくるイケメン)、そして直前追加メンバーの原悠真(「ゆうま」、関西居住経験アリの直球男子)。大阪女子は、新庄愛(「あい」、初カレが欲しい 大阪純白女子)と松山菫(「すみれ」、おしゃべり大好き浪速のチャキチャキ娘)、そして2日目からは、病欠をしていた田向星華(「せーか」、イマドキおしゃかわガール)が参戦した。
波乱の展開を見せつつも、この6人のうち、カップルが成立したのは「ありひろ」と「せーか」だった。告白以来、初めて直接顔を合わせた2人。会えない間に実際のオンエアを見て、〈手応えはあったのに、自分以外の男子も気になっていたのか〉〈最初は他の女子が気になるって言っていたのに、自分で良かったのだろうか…〉など、それぞれ思うところはあるようで……。直接顔を合わせた今、ありひろはせーかに「いつ俺のことを好きになったのか、聞きたい」と直撃。そして再び別れの時、ありひろが大胆行動! その時せーかは…!?
恋ステ史に残る名シーン
VTRを見ながら、想い出話。ありひろがいちばんの想い出として挙げたのは、「葛西臨海公園で、せーかと一緒に観覧車に乗れたこと」。それを聞いたせーかは、「せーかも」とうなずく。それは恋ステ史に残る名シーンが生まれた、観覧車のなかでのことだ。
1周17分の空中散歩が楽しめる、日本最大級の大観覧車。二人っきりの空間で、横並びに座ったありひろ&せーかは、ありひろの上着を一緒に膝にかけ、その下で手を握り合っていた。遠くにはディズニーランドも見える夜景が広がるなか、ありひろは「なんで俺を選んでくれたの?」「俺の気持ちはどうだと思う?」と言うと、せーかを無言で抱きしめたのだ。強引なありひろに驚くせーかだったが、「離れる?」というありひろの問いに、「んーん」と抱かれたまま…。
振り返ればこの時から、ありひろはせーかの気持ちを確かめるような言動を繰り返していた。実際せーかがありひろに告白し、晴れてカップルになった…のだが、改めてVTRを見ると、何度でもせーかの気持ちを確かめたくなってしまう。自分との観覧車の後、けんとも、ゆうまともイイ感じに楽しそうにしていたせーか。男子全員に思わせぶりな発言を繰り返していたが、本当の気持ちは、どうなのか…。だから、いちばんの想い出が自分も観覧車だったというせーかに、ありひろは思わず「せーかもなん?」と聞き返してしまう。
ありひろがせーかに“禁断の質問”
ジョイポリスでは、けんとせーかがノリノリでプリクラを撮影するなど、楽しそうだったことを指摘され、せーかは「けんといるのも楽しい」と認めつつ、「ありと誰かがいるところとか、めっちゃ羨ましかった」と告白。嫉妬の気持ちが芽生えるのは、ありひろに対してだけであり、実はせーかも、ありひろのことを気にしていたのだという。
そしてありひろは、せーかを巡り、日本最大級の植物園・神戸市布引ハーブ園で繰り広げられたゆうまとのバトルにも言及。それはせーかも感じていた。ゆうまからも「第一印象はせーかちゃん」「マジやで」と直球アプローチを受けた後、今度はありひろから誘われて飲み物を買いに行く。夜道、ありひろとせーかが手をつないで星を見ていると、その後をゆうまが追ってきて……と、大バトルが繰り広げられていたのだ。
ゆうまとバトルをしているのはわかっていたが、せーかがゆうまに「(ありひろとは)まだまだできあがってない」「(ゆうまが登場してから)悩んでる」などと意味深発言をしていた姿を見たありひろ。「一つさ、聞きたかったことがある」と切り出すと、「せーか、“いろんな人気になる”って言って、小悪魔感あったじゃん? いつ、(自分を)好きになったのかを聞きたくて」とぶつけた。
せーかは「ずっとさ、第一印象からありのこと気になっとったんよ? でも、それだけじゃあかんと思ってて。だから、けんとゆうまとも話してみた」と、男子全員との2ショット時間を拒まなかった理由を説明。ただ、「2人ともいい人」としつつ「ありへの気持ちは勝たれへんくて」と明かし、「恥ずかしい」と赤面した。なかなか気持ちを言わないのは、“小悪魔”だからではなく、人一倍恥ずかしがり屋なだけ…。
ありひろ、せーかにさらなる大胆行動!
そして別れの時。ありひろは立ち上がると、せーかに向かってまっすぐに右手を差し出した。その手をとったせーかに、「ずっと会いたかった。今日会えてよかった、また会おう。絶対会おうね」と言って抱きしめ、キスの雰囲気。
ありひろの様子を察したせーかは、照れて思わず顔をありひろの胸にうずめた。しばらくして、ゆっくり顔をあげたせーか、もういちどアプローチするありひろ。せーかは再び照れて横を向いてしまった。ありひろの、「恥ずかしいの?」という問いかけに、「ん…」というせーか。そんなせーかの頭をポンポンしながら、ありひろが「(俺)めっちゃフラれた人みたい」と笑うと、せーかは消えそうな声で、「フラれてないよぉ…」とつぶやいた。ありひろのことがイヤなわけではないという、精一杯の意思表明だろう。
ちなみにせーかは、この時のことを「相変わらずおもしろいし、かっこいい。ハグだけでもめっちゃドキドキしたのに、キスされそうになって、死ぬかと思ってやばかった。カメラが回って恥ずかしいっていうのもあったし、久しぶりに会ったので」と回想。
一方のありひろは、「プランでは、最後に“チュッ”てやって帰ろうかなと思ったけど、恥ずかしがり屋なのでできなかった」と残念がるが、「でも、(せーかが)誰とでもチューする感じじゃないのがわかったし、それはそれで可愛かった。二人だけのときにしたいと思います」とコメント。実際このあと、2人きりのときに“ほっぺチュー”は実現。恥ずかしがり屋の女子と強引な男子、今後遠距離恋愛をどう育んでいくのか--。
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