
2月3日深夜0時に放送されたAbemaTVの『芸能義塾大学』では、売れた芸能人が気を付けるべきポイントをお笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志が語った。そのうちの一つは「熱烈なファンがつくことで人気の落ち目を見落としてしまう」だ。
「人気ってのはバーンと上がったら下降するもの。いち早く気付けば対処できますが、熱烈なファンがいると、“オレにはこんなに求めている人がいる”と思いがち。人気についてくる“瞬間系のファン”と、人気がどうであろうがついてくるファンの2種類がいる」(村上)
また「プロデューサーを名乗る人物からの飲みの誘いが急増」というのも、気を付けるポイントだという。売れてくると、プロデューサーを名乗る人間が飲みたいと言っているのだとか。これを断ったら干されるのでは? と疑心暗鬼になるが、実際にその人物が本当にプロデューサーなのかはわからない。単に、そのプロデューサー氏の知り合いの女子大生がフルーツポンチのことを好き、というだけの理由でも誘われるそうだ。
そして、むしろ大切にすべきは、プロデューサーよりも放送作家やADだとも述べる。彼らの方がキャスティング権を握っていることもあるのだ。
最後に村上が語った注意すべきポイントは、「休みが増えるとにマネージャーに対し疑心暗鬼に陥る」だ。
「とんでもなく忙しい時期が終わると途端に休みができだします。1日ぐらいだとラッキー、となりますが、これが3日あると不安になります。毎日働いていたのに3日休みがある、となるとマネージャーに問い合わせをします。マネージャーは“オファーがない”とは言わないんですよ。本当はオファーがないのに、こっちはマネージャーの売り込みが弱いとか電話を取っていないとか思ってしまいます。仕事って、新人をプッシュというのはありますが、一度出た人を、再プッシュすることはないんですよ。仕事がないのは、自分のせいだと見極めないといけない。焦ってはいけない。絶対に休みは増えてくるものです」
これには出演者の菊地亜美も同意。「一時期は休みがなかったから、2連休なんていらないと思っていました。今はいい感じで、週に1回とか2回休みってのがある今の状況がいいです。『10日休みです』と言われたら『ちょっと待ってください』とはなりますけど」
村上は「休みがあることに不機嫌になったり嘆くべきではありません。給料の発生しない稽古日だと思うようにしています。遊びに行くだけでなく、ネタを書くとか、エッセイみたいなのを書く日にあてます。いつかもう一度チャンスが来るかもしれないし、今は俳句とか短歌、将棋を休みの日はやって、別の機会に備えています」と休日の過ごし方について語った。
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