9日、AbemaTV(アベマTV)で放送された『エゴサーチTV』に、俳優・保阪尚希が出演。過去の出家報道の真相を語った。本番組はキングコング・西野亮廣が毎週ゲストを迎え、ゲスト自らがエゴサーチをしながら、ネットで出てきた「情報・噂・秘密」の真相を問いただしていくトーク番組だ。
保阪は2007年に“出家”を発表し、世間を騒がせたが、その理由は両親にあったという。子どもの頃に両親を自殺で亡くした保阪は、親のために「お経を読みたい」と思い、仏門に入ったと話す。西野は「そんなこと思います?」と驚いたが、保阪は「だって(両親に)何できる? 他に?」と問い返し「それ以外に繋がる道ってないのよ」と理解を求めた。
突然の出家報道に当初は憶測が飛び交い、高校生の頃から交流があったハウンド・ドッグの大友康平からも「保阪くん今、山にいるの?」という連絡が寄せられたという。しかし、保阪は剃髪も「ちょろっと」だったそうで、あくまで「お経を読むために許可をもらった」といったプライベートな理由の出家であり、「在家出家」という、他の仕事をしながらできる出家であることも明かした。
しかし、出家に関しては「仏教界がモメた」と語る保阪。実は保阪は日蓮宗だったが、出家をしたのは真言宗で「そんなことも知らないで、とらせてくれる所でとった」と振り返る。その結果、モメにモメてしまったそうで「そのくらい日本人って宗教観がないのよ」と、自分を引き合いに出しつつ、日本人の宗教への認識の甘さを語っていた。
(AbemaTV/『エゴサーチTV』より)
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